停留精巣テイリュウセイソウ

停留精巣はどんな病気?
女の子の卵巣に相当するのが、男の子の精巣です。母親のおなかの中にいる期間に、この精巣は腎臓の近くからゆっくりと鼠径管という通路を通って陰嚢の中へと降りていくことになります。しかし、時には何らかの原因によって精巣が陰嚢に降りてこないないことがあります。そのような状態のことを停留精巣といいます。これは特別珍しいものはなく、精巣が陰嚢に降りてこないないという現象は新生児によくみられます。

停留精巣の症状
停留精巣の症状は、睾丸が正常な位置である陰のうの中に触れないことです。睾丸が陰のうの中にないことによる痛みや発熱はありません。新生児期の検診で簡単に見つけることができますが、乳児の場合は正常であっても睾丸が鼠径部の方に上がっていってしまうことが良く見られますので病気でなくても睾丸が陰のうの中にない時があるケースもよく見られます。

停留精巣の原因
停留精巣は陰嚢に精巣がおりてこず、途中でとどまってしまう症状のことです。原因は、特にわかっていません。しかし、遺伝や母体の状態がホルモンバランスに影響することによってそれが起こるといわれています。正確なことはわかっていないですが、最近は以前とちがって、精巣を傷つけないように、安全な治療の仕方も出てきているので、安心してください。

停留精巣の検査と診断
停留精巣は、赤ちゃんの時に降りてくるはずの睾丸が何かの影響で止まってしまうもので本人がまだ幼いために自覚できない事から検査をして、止まる事が見過ごされないように検査をする必要が有ります。その検査方法は、陰嚢の精巣を触れて確認する事や、精巣がそもそもない病気と区別するためにより確実なMRI画像診断装置や、腹腔鏡を使ってしっかりと検査を行い確認します。

停留精巣の治療方法
停留精巣の治療法は国によってその方法が異なります。ヨーロッパではホルモン療法で男性ホルモンの量をコントロールする治療が行われるケースもまだまだありますが、日本ではその効果が認められておらずホルモン療法による治療は行われていません。日本では、手術による治療が主流になっています。1、2歳の頃までに手術を終えてしまうのが一般的です。

停留精巣の初診に適した診療科目

停留精巣に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ