神経芽細胞腫シンケイガサイボウシュ

神経芽細胞腫はどんな病気?
神経芽細胞腫とは小児系のがんの代表的なものの一つで、神経を作る細胞が悪性化することによって起こります。副腎や背骨の左右に分布する交感神経節に腫瘍ができ、尿検査などで発見されます。1歳未満で腫瘍が見つかった場合、転移していても自然に治ってしまうというケースがあり、必ずしも進行して命を落としてしまうというわけではないとされていますが、重症化すると生存率は2割程度とかなり低くなってしまいます。


神経芽細胞腫の症状
神経芽細胞腫の症状は、その進行状況や腫瘍出来た場所によって大きく異なります。まず、初期段階ではそれほどひどいものはありません。例えば、腹痛があったり、あまり元気がない、そして食欲の減退などがあげられます。さらに進行すると熱や貧血を起こしたり、下痢を引き起こすなど、さらにひどい場合には呼吸困難に陥る場合もあります。しかし、自然消失したり良性腫瘍に変化する場合もあります。

神経芽細胞腫の原因
神経芽細胞腫とは、神経のもとになります細胞が癌化します疾患で、小児癌の中では白血病、脳腫瘍についで発生率が高いです。尿の中に含まれますバニールマンデリン酸とホモバニリン酸の値を調べますと早期発見できます。原因ははっきりわかっていません。診断されましたら小児外科にて手術、化学療法、放射線療法を行いますが、再発しますこともあります。

神経芽細胞腫の検査と診断
神経芽細胞腫の検査方法は、尿検査で、カテコールアミン(ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン)を生産する代謝物質の「VMA(バニールマンデル酸)」、「HVA(ホモバリニン酸)」数値を測定します。この疾患では、尿中にカテコールアミン代謝物質が多く含まれるため、VMA、HVAの数値が高くなります。その他、単純エックス線検査、エコー検査、CT、MRIなどの画像診断などを行います。

神経芽細胞腫の治療方法
神経芽細胞腫の治療法は、手術による摘出です。抗がん剤で治療を行い、小さくなってから手術を行う場合もあります。放射線照射治療と組み合わせて行われることがあります。新生児の場合は、自然治癒してしまうこともあるので、過激な治療は行われないようになっています。化学療法剤も効果があることが判明しているので、組み合わせて使用されています。

神経芽細胞腫の初診に適した診療科目

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