強直性脊椎炎キョウチョクセイセキツイエン

強直性脊椎炎はどんな病気?
強直性脊椎炎とは、ankylosing spondylitis略してASとも呼ばれ、腱や靭帯の骨へ付着部に炎症が生じます。症状としては手足の関節の痛みやこわばりで始まり徐々に関節が動かなくなっていきます。女性に比べて男性が3~5倍程多く発症します。現時点では根治療法はなく、消炎鎮痛剤、抗リウマチ薬を用いつつ運動療法や社会生活を行います。


強直性脊椎炎の症状
強直性脊椎炎は、腰痛、仙腸関節痛、でん部痛、胸部痛、場合によっては、股やひざの痛みといった症状があります。安静より動かしたほうが痛みが楽になり、痛みが常に移動するのが特徴です。前の日とても痛くても次の日には痛みがなくなるということもあります。進行すると頚椎や脊椎の動きが悪くなりますので、前かがみになったり、そらす、上を見上げる、うがいをするなどの動作に支障をきたします。

強直性脊椎炎の原因
強直性脊椎炎の原因は、今も不明となっています。しかし、ヒト白血球抗原であるHLAの遺伝子型のHLA-B27との関連が注目されていて、この型が陽性の人が多くこの病気にかかっています。しかし、陰性の人もかかっていることや、この型が陽性の人でも発症する人は一部ということから、完全にHLA-B27によるものだとは言い切れません。他には、腸管などが細菌に感染することによるものだという可能性もあります。

強直性脊椎炎の検査と診断
強直性脊椎炎の検査方法は、血液によるものが利用されています。血液検査で、赤血球などが多くなっていて炎症を示しているかどうか、そしてリウマトイド因子や抗核抗体のようなものがない状況で、HLA-B27が陽性になっていないかどうかも重要な検査となっています。他にもX線による検査が行われていて、関節部分による炎症や脊椎の変化が観察できるかどうかを調べることで判明するのです。

強直性脊椎炎の治療方法
強直性脊椎炎の治療法は、薬物治療と運動療法により行います。薬物治療では、痛みの改善のための投薬を行います。消炎鎮痛効果がある非ステロイド性抗炎症薬などを投薬することによって傷みを取り、運動や体操を促す事が出来ます。また、運動療法では、背骨の動きを保ち痛みを和らげるためのストレッチなどによって、病状の改善を進めていきます。

強直性脊椎炎の初診に適した診療科目

強直性脊椎炎の専門外来

強直性脊椎炎に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ