動脈管開存症ドウミャクカンカイゾンショウ

動脈管開存症はどんな病気?
動脈管開存症とは普通4週間から8週間で閉鎖する生後動脈管が閉鎖しなかった結果、生じる先天性心疾患です。症状として肺や左心系への負荷が高まってくると運動不耐性や頻呼吸や咳、動機が認められる様になります。細い動脈管開存の場合は生後1ヶ月位遅れて自然に閉じる事もあります。それ以上経過を見ても自然に閉じる事はありません。 また心不全や細菌性心内膜炎を起こしやすいので予防が必要です。


動脈管開存症の症状
動脈管開存症の症状としては、脈圧の増大、反跳脈、Quincke徴候などが挙げられます。脈圧とは最高血圧と最低血圧の差の値で、本症ではその値が増大します。反跳脈とは、速脈を伴った大脈で、大動脈弁閉鎖不全症でも見られます。Quincke徴候とは、爪の先を軽く抑えると、赤い部分と白い部分に分かれ、その境目の部分が拍動に合わせて動くもので、脈圧の増大により引き起こされるものです。

動脈管開存症の原因
動脈管開存症とは、動脈管が閉鎖が不十分である状態のことをいいます。原因として風疹ウイルスの感染、出生後に続く低酸素血症が知られています。検査としては心臓超音波、または心臓カテーテル、冠動脈造影検査で確定します。治療法は、最近は直径5mmの動脈管はカテーテルによる閉鎖法が可能ですが、動脈管の状態により手術して閉鎖する方が望ましいです。

動脈管開存症の検査と診断
動脈管開存症は心雑音が特徴的なので、検診で見つかることも多いですが、検査方法としては、心エコー検査というものが有効です。この検査で心臓の形、血液の流れ、心臓の働きについて知ることができます。また病気の経過を見ていくための聴診器代わりの検査です。また、胸部レントゲンや心電図から動脈管が太く、負担が大きいかどうかの判断もすることがあります。

動脈管開存症の治療方法
動脈管開存症の治療法は、近年は直径3ミリから5ミリまでの動脈管ならばカテーテルによる閉鎖法が可能となっています。しかし、動脈管の形態によって、カテーテルよりも手術で閉鎖するほうが望ましい場合もあります。胸を開かずに、内視鏡による手術で動脈管を閉鎖するという方法も着々と普及し始めていますが、どの方法の手術を選ぶか相談し判断する必要も出て来ます。

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