習慣性斜頸

初診に適した診療科目

習慣性斜頸はどんな病気?

習慣性斜頸とは、首を傾けるくせが習慣となることによって発生する斜頸です。常に片方の肩に重い鞄等を持つたり、重量物を片方で持つ習慣等によって頸椎側弯症を生じることによる習慣性斜頸も有る為いつも同側方向の肩に負担がかからない様に気を付け交互の肩で重量物は持つように日頃から習慣付ける必要があります。また首の傾きに日頃から注意を払い治すようにする事で簡単に治ります。

主な症状

習慣性斜頸というのは特にこれといった原因はなく、頸を斜めに傾けるたり曲げている習慣があるという症状のことを言います。クセのようなものなので、寝ているときや仕事や勉強をしているときなど普段の生活をする上で、同じ方向を向いている姿勢をし続けないように自分自身で日頃から注意をすることで習慣性斜頸の症状を改善していくことができます。

主な原因

習慣性斜頸の原因は、乳幼児を左右どちらか一方ばかり向いて寝かせてしまったために起こる、後天性のものです。赤ちゃんのもともとの向き癖もありますが、ベッドの向きが同じであったり、おもちゃやポスター、テレビなどの目に止まるものがいつも同じ方向に置いてあったり、お母さんのいる方向が同じだったりと、習慣的にそちらばかり向いてしまっていたことも原因の一つに挙げられます。

主な検査と診断

習慣性斜頸の検査方法としては胸鎖乳突筋の硬度を調べます。これで回旋制限、側屈に問題はないかどうかを調べます。もしこれらに制限がある場合は斜頸であると判断されます。他にも超音波検査で調べる場合、その他の斜頸を診断するためにX線の検査を行うこともあります。他の斜頸とは違い、習慣性斜頸の場合は日頃の生活習慣で斜頸になっていると思われるので過ごし方を改めることができれば治癒は早いものです。

主な治療方法

習慣性斜頸の治療法は、傾いている方向とは逆に向けて寝かせることで、自宅で行える方法であり、病院での治療などはありません。赤ちゃんは、母親の方や気になるおもちゃの方に目を向けがちです。お母さんのいる方向に向くようベッドの向きを変えたり、おもちゃを置くなどの工夫次第ですぐに治りますが、枕の下にクッションをあてたりして故意的に向けさせるのも効果的です。