慢性鼻炎 マンセイビエン

初診に適した診療科目

慢性鼻炎はどんな病気?

私たち人間には、様々な病気や症状を持った人が多くいます。症状の一つとして、慢性鼻炎というものがあります。この症状は鼻水や鼻づまりを起こしやすく、環境によってはくしゃみを引き起こす症状です。主な原因は空気中のホコリやゴミなどがあります。特に部屋が汚い家ではハウスダストが多く、それを鼻で吸い込むことによって先に述べた症状が出ます。

主な症状

慢性鼻炎は常に鼻の詰まっている状況が続いていきます。鼻の両方が詰まることは無く、左右のどちらかが詰まることが多いです。鼻水の量が増えたり痰が出たりすることもあります。鼻詰まりの症状がひどくなると呼吸もできませんし頭痛になったりもします。嗅覚も失われがちになりますし鼻の中で炎症が起こると逆に酷い悪臭が発生することもあります。

主な原因

長期にわたって患者を悩ませる慢性鼻炎ですが、その原因は本当に様々です。何か特定のアレルギー物質である場合もあれば、そうでない場合もあります。一般的にアレルギー物質としてもっとも有名なのが花粉です。この場合は明らかな季節的な変動が見受けられます。アレルギー物質以外にも、空気中に漂う黄砂や化学物質なども挙げることができます。

主な検査と診断

慢性鼻炎かどうかを調べる検査方法はいくつかあります。その中で一番単純でいちばん正確だと考えられるのは、直接目でみて調べる方法です。検査を担当する医師が、鼻の穴の中にライトを当てて、自分の目で直接確認します。そこで鼻の穴の中の粘膜が赤くなっていたいたり炎症を起こしたりしていて、その状態が長く続いていれば慢性の鼻炎の疑いがあるということになります。

主な治療方法

慢性鼻炎の治療法は、定期的にステロイドスプレーを鼻に噴霧することが一般的です。定期的に続けないと効果がなくなる恐れがあるので、長期間にわたって治療をします。また、アレルギー性鼻炎を併発しているときには抗アレルギー薬などの内服薬を利用します。あまりにも症状がひどい場合には、切除して粘膜を取り除く手術を行うこともあります。