稗粒腫はどんな病気?
【稗粒腫どんな病気】小児の目の周りなど顔によくみられる直径1~2ミリの白い丘疹(ぶつぶつ)で、内容物は角質です。
【稗粒腫の症状】
皮膚に直径1~2mmの白色ないしは黄白色をした小丘疹(ぶつぶつ)がみられます。多発する場合もあります。
【稗粒腫の原因】
胎生期の上皮芽の迷入によっておこる原発性稗粒腫とやけど、水疱性疾患、植皮の採皮部などのあとにおこる続発性稗粒腫があります。
【稗粒腫の検査と診断】
発疹の状態により視診で診断できます。特に検査は必要ありません。内容物で診断が確定します。
【稗粒腫の治療法】
注射針の先等で小さく切るようにして穴をあけ、内容物を押し出します。通常麻酔なしでおこなえます。
【稗粒腫の日常生活の注意点】
特に感染性などはありませんし、自然に消退することもありますので治療せず様子をみられても問題有りません。
整容的に気になるなどで除去したい場合は皮膚科を受診してください。
監修者
〒939-0117 富山県高岡市福岡町福岡新147
皮膚科ちえこクリニック
皮膚科専門 院長 梶澤 知恵子
http://www.chieko-clinic.jp
稗粒腫の初診に適した診療科目
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