急性放射線皮膚炎キュウセイホウシャセンヒフエン

急性放射線皮膚炎はどんな病気?
皮膚炎の中に、放射線皮膚炎というものがあります。これは、放射線を照射した事により起こる、皮膚の傷害です。そして、放射線を短期間に多量に浴びる事によって起きるものを、急性放射線皮膚炎と予備ます。通常、こういった多量の放射線を浴びる事はないので、まず起こる病ではないのですが、悪性腫瘍を治療する際や、被曝事故などによって発症してしまう場合があります。


急性放射線皮膚炎の症状
急性放射線皮膚炎の症状は、放射線の種類や強さ、被爆時間等の程度により軽症、中等度、重症に分類できます。軽症の場合は局所の発赤や腫脹及び軽度の疼痛が認められます。中等度の場合は患部の腫脹や小水疱又は糜爛が認められ、疼痛も強くなります。回復後も色素沈着や脱毛などが残る場合も有ります。重症の場合は熱傷同様の症状が認められ難治性の潰瘍が残ります。

急性放射線皮膚炎の原因
急性放射線皮膚炎の原因は身体にできました癌の照射ですが、放射線量が8グレイ以下で24時間以内に紅斑と浮腫みができて数週間継続、色素が沈着して治まります。それ以上の線量の場合は紅斑や浮腫みに続いて水泡やびらんができ、刺激痛があります。さらに大量に浴びますと火傷のような潰瘍ができ、瘢痕が残ります。急性放射線皮膚炎は消炎軟膏で症状が治まります。

急性放射線皮膚炎の検査と診断
急性放射線皮膚炎の主な検査方法は、皮膚がんの可能性を排除するために、患者様の皮膚の一部を採取して病理的な生体検査をする事が一般的です。この急性の放射線皮膚炎は、慢性的に放射線に被曝していないか確認が必要で、これまでに被曝した皮膚の部分に異変がおきたり、潰瘍があるような場合は、病理的な組織検査によって皮膚がんの状態になっていないかどうかを確認する事が必要になります。

急性放射線皮膚炎の治療方法
急性放射線皮膚炎の治療法は、皮膚科の病院に定期的に通院して、主に炎症を起こしている所に消炎としての効能がある軟膏を塗っていく治療を行います。ほとんどの場合は、軟膏を塗ることによって炎症は治まっていくのですが、軟膏を塗っても炎症が治まらない場合などの程度に応じては、炎症を起こしている箇所を切除する手術の療法も行う場合があります。

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