角膜びらん・再発性角膜びらんカクマクビラン・サイハツセイカクマクビラン

角膜びらん・再発性角膜びらんはどんな病気?
角膜は主に上皮、実質、内皮の3つに分かれ、一番上にある上皮は5つの層からできています。角膜びらんとは、その上皮の一部が剥がれた状態、症状などの内的な要因でも起こります。転んだ時に、肌を擦りむくように角膜の表面が何らかの外部要因により傷ついた状態です。皮膚と違って角膜には血管はないので、角膜びらんでは出血しません。 また、症状としても軽度なものが多く、視力障害等が引き起こされるという心配はありませんが、中には、何度も再発してしまうという場合もあり、確実に治療出来る方法というものが無い事を考えると、厄介な病気だと言えます。再発性の場合は、数日から数カ月の間隔で角膜上皮が繰り返し剥がれてしまうため、再生が追いつかなくなり、5層すべて剥がれ、上皮に欠損部分ができてしまうこともあります。


角膜びらん・再発性角膜びらんの症状
基本的な自覚症状として・・・・

・目がゴロゴロする

・目が開けられないほど光をまぶしく感じる

・起床時に急に痛くなる

・白目が充血する

・涙が出る など

涙はたくさん出ますが、目やにはあまり出ません。再発性角膜びらんの人はこれらの症状がとくに強く、また、朝起きた時に突然起こるのが特徴です。

角膜びらん・再発性角膜びらんの原因
・爪で引っ掻く

・紙などが目に入る

・コンタクトレンズ障害

・パソコンによる作業などでまばたきの回数が減り、目が乾燥するなど

多くは外傷、異物飛入、コンタクトレンズ障害など、外的な要因で起こります。日頃から、涙が足りず、目が乾きやすくなるドライアイの症状を抱えてる人は要注意です。また、冬場は夏場に比べ乾燥しやすいので、発症が増える傾向にあります。その他、糖尿病疾患や一部の抗がん剤を使っている場合などの内的な要因でも起こります。

角膜びらん・再発性角膜びらんの検査と診断
矯正視力検査など通常、びらんの診断は容易ですが、再発性角膜びらんの場合は、糖尿病などの血液検査で調べることもあります。

角膜びらん・再発性角膜びらんの治療方法
涙に似た成分が入った感染予防の抗菌点眼薬をしたり、抗生物質などの軟膏を目に塗ったりする。起床時に目を開けた瞬間に剥がれる事が多いため、寝る前に投薬する。

軟膏を入れた後に眼帯で保護し、まぶたの刺激を和らげる。びらんの大きさにもよりますが、通常はこの 治療方法で数日で症状は和らぎ回復するといわれてます。しかし、何度も繰り返し角膜びらんになってしまう再発性角膜びらんという病気の場合は、1回ごとの治療は単純なびらんと同じですが、より痛みが強く、また、いったん治った直後に再発することもあるため、連続装着できる治療用コンタクトレンズを付けて角膜とまぶたが直接触れるのを防ぐ治療をします。


角膜びらん・再発性角膜びらんの初診に適した診療科目

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