静脈うっ滞性潰瘍ジョウミャクウットドコオリセイカイヨウ

静脈うっ滞性潰瘍はどんな病気?
静脈うっ滞性潰瘍とは、下肢静脈瘤や下肢静脈還流異常によって生じる潰瘍のことです。長時間にわたる起立姿勢などが原因で、下肢への静脈血がうっ滞すると血液循環が阻害され潰瘍ができます。むくみ・色素沈着・辺縁が病変し潰瘍となります。治療は、静脈のうっ滞を取り除くことを優先し、血管強化薬と塗り薬による治療と弾性ストッキングの着用で症状の改善を行います。


静脈うっ滞性潰瘍の症状
静脈うっ滞性潰瘍の症状は、できてしまった静脈瘤によって障害がおきて皮膚に穴があいてしまいます。そしてそこからどんどん壊死していきます。皮膚に穴があくのはかなりの重症とされ、この状態になれば痛みが常にあり、歩くことも困難になります。そして出血を伴い、いろいろな感染症にかかりやすくなります。こうなれば日常生活もまともに過ごすことは困難になります。

静脈うっ滞性潰瘍の原因
静脈うっ滞性潰瘍の多くの原因は、下肢静脈瘤や下肢静脈還流異常である場合が多いです。これらは、長時間の立ち姿勢等のように血液の循環が障害されて発症します。また、その他の原因として、悪性腫や感染症、接触性皮膚炎等が挙げられます。いずれの場合も、下肢の慢性的な静脈うっ血が発症の要因となり、足の血液が心臓に戻りづらくなって足の静脈が膨らんでしまったり、皮膚に欠損を形成してしまいます。

静脈うっ滞性潰瘍の検査と診断
基本的な静脈うっ滞性潰瘍の検査方法は、多角的に潰瘍の原因を検索するために、他の診療科と連携して行います。この検査では膠原病の検査、潰瘍の血流の検査、静脈瘤の検査、糖尿病の有無などを把握する事が必要になるのです。これら複数の検査を行い、潰瘍の原因を異なる側面から見つけ、疾患の状態を診断したら、疾患の病状をより詳しく理解した処置が可能になります。

静脈うっ滞性潰瘍の治療方法
静脈うっ滞性潰瘍の主な治療法は、局所的な治療や外科的な方法があります。この疾患の局所的な治療は、定期的に洗浄を行うもので、潰瘍からの体液の汚れを除去し、清潔な状態に保つことが感染への予防となります。又、外科的に壊死した皮膚を除去する事も必要で、組織が上手く再生したら、この潰瘍の部位へ皮膚を移植する方法も用いられています。

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