下半身肥満

初診に適した診療科目

下半身肥満はどんな病気?

最近女性の間で、下半身肥満が増えています。これは、肥満の種類の1つで、皮下組織に脂肪が蓄積することによっておこります。皮下脂肪型肥満や洋なし型肥満とも呼ばれています。これは男性よりも女性に起こる事が多く、それは授乳期のたくわえとして脂肪がつきやすいためにおこります。普通の脂肪とは違い、一度付いてしまうとなかなか落としにくいというのが特長です。

主な症状

下半身肥満はその名前通りか下半身が全体を見て肥満である症状のことを言います。原因は脂肪による肥満と、浮腫みによる肥満が考えられます。特に、下半身は浮腫みやすいため下半身だけが肥満体型になってしまう症例はよくあります。脂肪による肥満も、実は浮腫みと合わさってより肥満になってしまいます。浮腫まないようにするには、マッサージをすることや、食事の際に塩分を摂りすぎないようにするなどすると良いでしょう。

主な原因

おしりや太ももなどの皮下脂肪が蓄積している状態が下半身肥満です。「洋ナシ型」とも形容されるもので、座り方やセルライトなどの蓄積といった原因も考えられるため、女性の場合は特に起こりやすい肥満の症状です。改善方法としてはやはり日常生活において正しい姿勢を心がける意識や、塩分や糖分を控えた食事療法など、地道な改善が求められます。

主な検査と診断

下半身肥満の検査方法は、まずウエストを測り、次にヒップを図ります。そしてウエストの長さ÷ヒップの長さを計算します。計算するときは単位をセンチメートルに揃えます。このときに出た値が、男性では1.0未満、女性では0.9未満の場合に下半身肥満となります。このように下半身肥満の検査方法は簡単なので、自宅で1人でも容易に検査することができます。

主な治療方法

下半身肥満は特に成人した女性がなりやすく、セルライトなどが増えたり日常生活が困難になるほど悩んでいる方も多いです。治療法としては脂肪を減らすのですがここで間違ったダイエットをしていては無駄になります。体の中を改善していかなくてはいけません。食生活をバランス良くし、生活リズムも正しく保ちます。そして日頃から脚を組んだりしない、など心掛けます。