らい腫型(l型)ライシュガタ(アイガタ)

らい腫型(l型)はどんな病気?
ハンセン病は、らい菌の感染によって発生する慢性感染症で、らい菌は毒性が低く感染しても発症する事はまれです。らい菌に侵された組織によってらい腫型(l型)とらい腫型(T型)に分類されます。らい腫型(l型)は黄褐色から赤褐色の発疹や隆起した結節が全身に左右対称に出現します。好発部位は顔で、頭髪、眉毛、まつ毛の脱毛が起こります。重症例では顔の変形も起こる場合も有ります。


らい腫型(l型)の症状
らい腫型(l型)の症状は、痛みや温度に対する感覚が鈍くなり、汗もかきにくくなります。黄や赤みがかった少し湿った発疹や盛り上がった結節が全身の左右対称に現れます。出来る場所としては顔に多く現れ、そのため頭髪・眉毛・まつ毛が抜けたりします。重症になると、顔が変形します。神経症状もあらわれ、指が曲がったり、顔面まひを起こしたりします。

らい腫型(l型)の原因
らい腫型(l型)の原因は主に蝿やゴキブリなどの虫についているらい菌と呼ばれる菌によって感染する経路が一般的です。そのため、基本的に食べ物を出しっぱなしなどにして目を離したすきに虫が触れられる状況を作るのはとても危険な行為と言えます。ですので、基本的に料理の準備中であろうとも蝿が飛ぶ時期などには気をつけて常にふたなどをかぶせておくことを推奨します。

らい腫型(l型)の検査と診断
らい腫型(l型)の検査方法は、臨床検診、血液検査、尿検査、病理組織検査によるものが一般的です。まず問診において患者の出生地や病歴などを聞き、皮疹の診察を行います。その後、知覚(触覚や痛覚など)検査、運動障害検査、神経肥厚を行います。臨床診察終了後は、皮膚の一部を採取し病理組織検査を行います。その際に、血液検査、尿検査を適宜行い診断に至ります。

らい腫型(l型)の治療方法
らい腫型(l型)の治療法は抗生物質による薬物治療が中心です。世界保健機関であるWHOが多剤併用療法といっている、クロファミジン、DDS、リファンピシンの3種類の抗生物質を使用します。3剤を用いるのは耐性菌の出現する確率を抑え、クロファミジンで治療の途中でおこる免疫反応の軽減につながるからです。また、後遺症を残さず耐性菌をつくらないようにすることも大事です。

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