ヘンレ係蹄上行脚疾患ヘンレカカリヒヅメジョウアンギャシッカン

ヘンレ係蹄上行脚疾患はどんな病気?
ヘンレ係蹄上行脚疾患とは、尿細管疾患の一種でヘンレ係蹄の上行脚に生じるものを総称していいます。ヘンレ係蹄では原尿からのイオンの再吸収が活発に行われており、これが阻害されることにより、疾患が生じます。その代表的なものがバーター症候群です。バーター症候群の症状としては、尿中に塩素および、ナトリウムイオンが過剰に排出されることで、ナトリウムカリウム共輸送体に異常が生じ、低カリウム血症を引き起こします。

ヘンレ係蹄上行脚疾患の症状
ヘンレ係蹄上行脚疾患の症状として、塩素イオンが再吸収する段階が不全のため、ナトリウムイオンと塩素イオンの両方が漏れ出してしまいます。この両イオンが漏れ出してしまうための結果として、全体の体液量が減ってしまい、レニンアンギオテンシンアルドステロン系イオンが相対的に活発になってしまいます。そのためアルドステロンが増えていきます。

ヘンレ係蹄上行脚疾患の原因
ヘンレ係蹄上行脚疾患はバーター症候群とも呼ばれる腎臓の病気です。腎臓の上行脚が機能不全を主体とする続発性アルドステロン症の一つとされており、血圧が正常値から軽度高値程度に留まっていることがヘンレ係蹄上行脚疾患の特徴です。低カリウム血症による筋力低下や四肢麻痺、多尿などの症状と共に腎不全に至る病気です。このヘンレ係蹄上行脚疾患の原因は先天異常のため現在は対症療法による治療が行われています。

ヘンレ係蹄上行脚疾患の検査と診断
ヘンレ係蹄上行脚疾患の検査方法は血液検査と心電図、腎臓針生体検査と病歴や身体に現れた症状などの問診によって総合的に行われます。血液検査ではカリウムの数値と炭酸水素イオン濃度に上昇が見られないかを検査します。心電図からは低カリウム血症による変化の有無を確認します。腎臓針生体検査によって、レニン分泌異常の状態を検査します。

ヘンレ係蹄上行脚疾患の治療方法
ヘンレ係蹄上行脚疾患の基本的な治療法は、症状に応じた薬物療法が一般的です。この疾患では体内で不足している成分を補充する治療が必要で、ナトリウムを増加させたり、この治療で引き起こされる低カリウム血症を回避するための薬剤を用いての治療が必要になります。又、治療法として尿細管でのナトリウムの吸収を防ぐ方法などもあり、多様化している症状に応じた治療を行なうことが必要になっています。

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