先天性側弯症センテンセイソクワンショウ

先天性側弯症はどんな病気?
先天性側弯症とは、生まれつき脊柱が側方に湾曲し、ねじれも加わっている病気です。この病気は男性よりも女性の方が多いのが特徴で、女性の患者数は男性の5倍から7倍になります。脊柱には多数の神経が通っていますので、この病気になると、神経系に異常が出る場合があります。軽い側弯症の場合には、将来的に障害が残るようなことはありません。


先天性側弯症の症状
先天性側弯症の主な症状としては、正常な背骨の状態とは異なり、背骨が極度に曲がることになります。先天性としての発症は稀で、多くは特発性によるものとなります。この病気は多くのケースで成長期に脊椎に異常が出るもので、脊椎がまっすぐの状態ではなく、この時期に脊椎が大きく曲がりはじめ、進行すると重大な障害が起きることがあります。

先天性側弯症の原因
先天性側弯症の原因としては、生まれつき、また成長の過程での脊椎の異常が考えられます。背骨は24個の骨が繋がって形成されていますが、その中のどれかが生まれつき奇形になると、程度の差はありますが、背骨が変形します。妊娠初期段階の、細胞分化で骨がつくられる時に、ウィルスや放射線、薬の影響や、母体の栄養不良、発育環境の不良等の危険因子があれば、奇形が引き起こされる可能性が高くなります。

先天性側弯症の検査と診断
先天性側弯症とは、生まれた時にすでに脊髄に異常があり錐体が三角形に変形していたり、隣接する椎骨が融合し一つの骨のように固まってしまい発症します。胎児の脊椎が成長します妊娠3週目から6週目に母親の病気や薬の副作用などで胎児の脊椎の成長に異常が生じますことが原因です。検査方法は画像診断です。整形外科の専門外来を受診しますことをお勧めします。

先天性側弯症の治療方法
先天性側弯症の治療法として、アンダーアームブレースなどの装具を使用して、矯正治療を行います。この装具療法が有効なのは一般的には骨の成長が終了するまでですが、骨の成長が終了したことを明確に確認することは大変困難であるため、レントゲン撮影や血液検査を行い、身長の伸びの加減などを参考にしながら、装具療法を終了させます。矯正治療が不可能な場合は外科的手術によって治療を行います。

先天性側弯症の初診に適した診療科目

先天性側弯症の専門外来

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