線状皮膚萎縮症センジョウヒフイシュクショウ

線状皮膚萎縮症はどんな病気?
線状皮膚萎縮症は、皮膚が引っ張られることによって、線状に伸びる病状の病気です。副腎皮質ホルモンの影響により、皮膚の真皮組織が断裂することによって発症します。思春期や妊娠の時期に発症しやすく、特に女性によく見られる病気です。また、副腎皮質ホルモンなどの多用によっても、この病気を招くことがあります。治療法はなく、時間経過と共に正常化していきます。


線状皮膚萎縮症の症状
線状皮膚萎縮症の症状については、まだ初期の段階では萎縮性線状であり、長さ数センチのものが平行して走行します。陥凹がやや見られ、初期では淡紅色だった先が次第に灰白色に変化していきます。膝窩、殿部、腰部、大腿などに多く見られます。出産後の腹部等にみられるのは妊娠性線条といい思春期に臀部、大腿外側、大転子部、乳房などにあるものを思春期線条といいます。

線状皮膚萎縮症の原因
線状皮膚萎縮症の原因は、グルココルチコイドが増えることに由来しており、健康な人でも思春期や肥満、妊娠などをきっかけに発症することがあります。グルココルチコイドは、線維芽細胞活性でコラーゲンの生成を抑える働きがあるため結合組織を少なくして、結果創傷の治癒に支障が出ることで外部から力が加わった時などに結合組織が壊れやすくなり皮膚に萎縮や線状を起こします。

線状皮膚萎縮症の検査と診断
線状皮膚萎縮症の検査方法は、皮膚の病変部の観察によって行います。病変を起こしている皮膚を詳細に観察することによって、弾力線維が消失していたり、表皮の菲薄化やあるいは膠原線維の均質化といった病状が見られるようになります。また、この病変は肥満やマルファン症候群などのような他の病気でも起こるため、区別するための検査が必要です。

線状皮膚萎縮症の治療方法
線状皮膚萎縮症に関しましては、治療という治療法はありません。一旦出来てしまったら施しようがありません。人によって出来やすい体質の人と出来にくい体質の人がいます。発症した当初は赤色や紫色ですが、月日な経つとともに白色化して、当初に比べて目立たなくなります。生活上、とくに注意することや心配することはありませんが、気になるならば皮膚科医に相談するのが良いです。

線状皮膚萎縮症の初診に適した診療科目

線状皮膚萎縮症の専門外来

線状皮膚萎縮症に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ