食道良性腫瘍シクドウリョウセイシュヨウ

食道良性腫瘍はどんな病気?
食道良性腫瘍には、平滑筋腫瘍、ポリープ、嚢腫、乳頭腫、線維腫、血管腫、脂肪腫などが主で、特に平滑筋腫瘍の頻度が多く、全体の半数以上を占めています。無症状のものが多く、治療の対象となるものもまた少ないです。食道内視鏡で腫瘍の存在は確認出来ますが、悪性腫瘍との鑑別が難しく、エコー視鏡を使用して組織の検査を行なう所も多いです。一般的なのは内視鏡で切除できますが悪性の場合、開胸手術となります。


食道良性腫瘍の症状
食道良性腫瘍は、検査により初めて存在が明らかになるほど症状は見られないものです。通常はこのまま様子を見ますが、腫瘍が4センチ以上の大きいものであると、首の圧迫感や食べ物が呑み込みづらい、胸やけなどが見られる場合があります。また、腫瘍に潰瘍ができると出血を起こす可能性があります。この場合も特に気づかないこともありますが大量に出血をした場合は注意が必要です。

食道良性腫瘍の原因
食道良性腫瘍の原因は、まだ明らかになってはいません。食道に出来る腫瘍性の疾患であり、上皮性と非上皮性があり、転移せずに比較的よい経過をとる腫瘍性の疾患といわれています。上皮性では乳頭腫が多く、非上皮性では平滑筋腫、嚢腫、血管腫、脂肪腫などがあります。良性の腫瘍なので自覚症状もほとんどないのでなかなか気づくことが難しい病気の1つです。

食道良性腫瘍の検査と診断
食道良性腫瘍の 検査方法にはバリウムを使用した食道造影や食道内視鏡検査、食道超音波内視鏡検査が行われるのが一般的です。また、内視鏡下生検組織診によって確定する診断を行います。しかし、粘膜下腫瘍の形の状態を示す 腫瘍は非腫瘍性の上皮におおわれているため、生検では腫瘍の成分が採取されない可能性もあり、 診断ができない場合もあります。

食道良性腫瘍の治療方法
内視鏡で食道にはっきりと見えるポリープが見える場合は、悪性か良性かを判断します。食道良性腫瘍の場合は、他の臓器にがんなどの悪性腫瘍の転移が見られる事はまずないので、治療法として手術で切開して取り除く事が一般的ですが、最近では内視鏡を食道の中に入れて直接的にポリープを切除する簡易的な治療もあって、日帰りで直せる事が特徴です。

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