尿道脱ニョウドウダツ

尿道脱はどんな病気?
尿道の出口の粘膜が、外にめくれて飛び出してしまう病気が「尿道脱」です。飛び出た部分が大きくなると、尿が出にくくなったり痛みが起きたりします。排尿後、トイレットペーパーに血液が付くことで気づくことが多いようで、しばしば尿失禁や頻尿の症状もあります。小さな女の子や高齢の女性にみられます。尿道や骨盤内の組織が生まれつき弱いことや、出産時の外陰部の損傷、閉経後の女性ホルモン不足などが原因になっています。

尿道脱の症状
尿道脱とは、女性の尿道の出口の粘膜が尿道の外に出てくることで起こります。異物ができたように感じやすいです。この異物(腫瘍)の多くは良性です。下着や排泄後に拭いた紙などに血液が付着して発覚することが多いです。また、外に出てきた患部が大きくなると尿が出にくくなったり、痛みが起こる場合があります。便秘で腹圧がかかった時などに症状が悪化することがあります。

尿道脱の原因
尿道脱の原因は、生まれつき尿道や骨盤内の組織が弱いことが挙げられます。高齢の女性の場合は、出産時に外陰部を損傷したり、閉経後に女性ホルモンが不足していることなどが要因となることもあります。尿道は、最も内側が粘膜、その外側が内縦走筋、外輪状筋ですが、2つの筋肉の間が緩くなったり、外圧をかけることによって発症すると考えられています。

尿道脱の検査と診断
尿道脱の症状が見受けられる場合の検査方法としては、排尿記録を何日分かに分けて、患者に行ってもらうというものです。また、こうした排尿記録とともに重要な検査が、尿流・残尿検査といった排尿の勢い・残尿があるかどうかをチェックするものになります。さらに精密な検査を必要とする場合には、尿流動態検査・鎖膀胱尿道造影というレントゲン造影検査を行います。

尿道脱の治療方法
尿道脱の治療法は、脱出した尿道を、外側から尿道の中に押し戻すものが一般的です。具体的にいうと、膣内に脱出した臓器の整復を維持するペッサリーという器具を挿入したり、ケーゲル体操や、尿意を我慢することによって整復に必要な筋肉を鍛えたりします。また、症状が重度だったり、前述の治療で改善がみられない場合は、脱出した尿道を切除する外科手術を行うこともあります。

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