軟産道強靭ナンサンドウキョウジン

軟産道強靭はどんな病気?
軟産道強靭とは、出産の時に赤ちゃんが出てくる道、子宮口や膣が固いために中々赤ちゃんが出てこられない場合のことをいいます。これは一般的には年齢や体質の問題といわれており、対処法としては、時間をかけることによって産道がやわらかくなるのを待ったり、薬で赤ちゃんが出てきやすくなるように子宮頸管をやわらかくしたり、場合によっては帝王切開に切り替えたりなどします。


軟産道強靭の症状
軟産道強靭の症状は軟産道(子宮下部、子宮頸管、膣、会陰)が広がりにくいため、分娩に非常に時間がかかる状態になっていることです。分娩時にあまりに時間がかかる場合、軟産道の中でも一番かたい会陰を切開しなければなりません。初産は経産婦より分娩に時間がかかり、難産になりがちといわれますが、これは軟産道が硬いため広がりにくくなっているからです。

軟産道強靭の原因
軟産道強靭の原因は、子宮の奇形や外傷性の瘢痕などもありますが、加齢によって起こる場合もあります。加齢に伴い軟産道の組織はだんだんと萎縮しますので、その結果、組織の伸縮力は弱まっていきます。軟産道の伸縮性が乏しくなると、胎児が産道を通過する時に、スムーズに産道を通過することが困難になり、正常な分娩の進行を妨げることになります。

軟産道強靭の検査と診断
軟産道強靭の主な検査方法は、分娩の進行が止まるか非常にゆっくりになった場合に、発症の可能性があると考えられます。分娩の進行とともに、軟産道の伸展性を評価することによって十分な検査を行う必要があります。産道は時間とともに軟化することが多いので、緊急性のある症状がもう少し待てる状態なのかを定期的に確認することが非常に大切です。

軟産道強靭の治療方法
症状が重くない軟産道強靭の場合は、経過観察をして産道の軟化を待ちます。栄養バランスが取れた食事を摂取することで、産道の軟化を促進する事が可能です。経過観察をして産道の状態に軟化が見られない時は、帝王切開を行なって分娩を行なうことで出産を終える事が出来ます。ストレッチや運動を行なって産道を軟化させる治療法も効果があります。

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