中枢性甲状腺機能低下症チュウスイセイコウジョウセンキノウテイカショウ

中枢性甲状腺機能低下症はどんな病気?
中枢性甲状腺機能低下症とは、ホルモン低下や分泌が上手くいかなくなる病のことをいいます。甲状腺ホルモンに何らかの原因があり、異常が生じている状態でもあります。治療する必要があるかどうかは、人によって違います。一時的に発症するケースがあり、その場合は放っておいても問題は生じにくいです。長期に渡って症状が出ている場合は、薬物療法を行うと良いです。


中枢性甲状腺機能低下症の症状
中枢性甲状腺機能低下症の症状は、低体温、寒さに弱い、貧血、疲れやすい、体がむくみやすい、体重増加などがあります。低体温、貧血が続くと心不全を起こすこともあります。高齢者の場合には、声がかすれる、皮膚が乾燥しやすい、難聴、手のしびれや脱力、歩行が不安定、便秘という状態も生じます。そのためよく似た状況の老化や認知症とも間違われやすいです。

中枢性甲状腺機能低下症の原因
中枢性甲状腺機能低下症の原因は、甲状腺の制御異常です。甲状腺そのものの組織には問題がなくとも、甲状腺のホルモン分泌をコントロールする器官に問題があるために、発病します。脳下垂体から甲状腺刺激ホルモンが分泌されないなどの問題によって、甲状腺は機能することができなくなります。また、視床下部に問題があるケースでも、甲状腺刺激ホルモンの分泌不足になります。

中枢性甲状腺機能低下症の検査と診断
中枢性甲状腺機能低下症は、下垂体性あるいは視床下部性甲状腺機能低下症を言います。症状は、皮膚乾燥、無力感、発汗減少、便秘、体重増加などです。検査方法としTRH負荷試験を行います。TRH試験とはTRH500μgを筋注あるいは静注します。TRH注射します前、15分、30分、60分、90分、120分後に採血します。下垂体性ではTSHは増加せず、視床下部性では増加します。治療は甲状腺ホルモンを服用です。

中枢性甲状腺機能低下症の治療方法
中枢性甲状腺機能低下症という病気の治療法には、まず手術という方法があります。腫瘍が大きい場合が多いですが径蝶形骨洞下垂体摘出手術を行います。この病気の治療は、原因疾患の治療に準じて行います、甲状腺ホルモン剤のみを投与すると副腎皮質機能不全を悪化させることがあるので副腎皮質ホルモン製剤を最初に投与して、それから一週間後くらいに甲状腺ホルモン製剤を少しずつ投与するようにします。

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