先天性鼻涙管閉塞センテンセイビルイカンヘイソク

先天性鼻涙管閉塞はどんな病気?
どのような病気かというと新生児の頃から目やにが多いのでその異常に気がつきます。涙目ともいわれることもあります。涙腺からの涙が眼を潤し目頭の涙嚢に入ることで鼻涙管を通って鼻に抜けて出ますが、先天性鼻涙管閉塞(せんてんせいびるいかんへいそく)の場合は鼻涙管から鼻腔に通ずる部位に膜が残っている状態です。目頭にブジーという細い針金を通し鼻涙管の膜を破る処置を行うこともあります。


先天性鼻涙管閉塞の症状
先天性鼻涙管閉塞の症状は、鼻涙管から鼻腔に通じる部分に膜が残ってしまい涙の排出路が閉塞している為に流涙が起こります。それが目に溜まり外に溢れはじめます。乳幼児は鼻涙管が細く、元々炎症が起きやすい上に、涙嚢に溜まっている涙には細菌が繁殖しやすいので、そのまま繁殖していえば目ヤニが大量に出はじめます。そうなると新生児涙嚢炎になります。

先天性鼻涙管閉塞の原因
先天性鼻涙管閉塞の原因は、涙の通り道である鼻涙管の鼻の出口に生まれつき薄い膜が張っていたり、涙の管が狭いために涙が鼻に抜けない導涙性流涙により、涙が鼻にたまり生後しばらくしてから涙が目立つようになってきます。また、涙腺からの分泌過多によっても引き起こされます。涙嚢に涙がたまると、細菌が感染するようになり、眼脂がでます。

先天性鼻涙管閉塞の検査と診断
先天性鼻涙管閉塞の検査方法は、まず涙腺から針を使って生理食塩水などを注入します。そして、鼻や喉の奥にその液体が流れるかどうかを確認します。閉塞がある場合は液体が逆流してくるので、治療が必要な状態だと言えます。涙嚢にうみが溜まってしまっている場合は、うみが逆流して出てきます。早い段階で検査を受けることで、約9割が治ります。

先天性鼻涙管閉塞の治療方法
先天性鼻涙管閉塞は、鼻から目に通る涙の通り道である「鼻涙管」が生まれたときから薄い膜が残って閉塞している状態ですので、この治療法は、最初は涙嚢に水を通して鼻涙管が通るようにします。この方法で眼科で一週間に一度程度、定期的に治療します。3ヶ月程度続けても効果が出ない場合は、プジーという細い針金を目頭から通して鼻涙管の膜を破り、膜が再生しないようにシリコンチューブを入れて1~2週間放置します。

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