腸頸靭帯炎チョウケイジンタイエン

腸頸靭帯炎はどんな病気?
腸頸靭帯炎とは、何らかの原因によって、腸骨と脛骨をつなぐ靭帯が炎症を起こす病気です。これを引き起こす原因として最も一般的なのが、その部分の使い過ぎです。走ったり跳んだりするような激しいスポーツを行うことによって、この部分が延焼することがよくあります。そういう意味においては、オーバーユース症候群の一つであると考えられます。


腸頸靭帯炎の症状
腸頸靭帯炎を発症すると、腸頸靭帯に炎症と痛みを生じます。この疾患は、多くの場合オーバーユース、いわゆる使い過ぎ症候群として観察されるもので、過剰な運動やトレーニングなどを中止することによって、これらの症状が緩和または消失すると考えられています。それでも上記の状態が改善しない場合には、外科的な処置が必要になる場合もあります

腸頸靭帯炎の原因
腸頸靭帯炎の原因は、膝の過度な運動によって起こります。腸頸靭帯は、ふとももの外側を覆っている長い靭帯です。スポーツや登山などの運動によって、膝を頻繁に曲げ伸ばしした際、腸頸靭帯は大腿骨外顆と呼ばれる周辺の骨に当たることがあります。こうした靭帯と骨の度重なる過度な摩擦によって、腸頸靭帯の周辺に対して炎症を引き起こします。

腸頸靭帯炎の検査と診断
腸頸靭帯炎における代表的な理学検査方法に、グラスピングテスト(グラスピングサインとも呼ぶ)があります。グラスピン具テストは、腸頸靭帯を外側上顆部で抑え、膝関節を伸展させた際に痛みが出れば、要請所見として認め、本症例を疑います。なお、本理学検査を行うためには、患者さんには、患側をうえにした状態で側臥位をとらせるようにします。

腸頸靭帯炎の治療方法
腸頸靭帯炎の治療法でもっとも大事なのが、膝を使う運動を休止した上で安静を保つことです。軽度の症状の場合、休養をしばらく続けることで症状は回復に向かいます。しかし、症状が重い場合には、患部の炎症を抑えるためのアイシングや消炎鎮静薬の塗布や内服が有効です。痛みが和らぎ回復に向かった際には、ストレッチなどの運動療法が早期回復に効果的です。

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