子宮筋腫合併妊娠 シキュウキンシュガッペイニンシン

初診に適した診療科目

子宮筋腫合併妊娠はどんな病気?

子宮筋腫合併妊娠という病気になると、流産や子宮から出血を起こす症状が出ます。胎児に異常が出たり、祖算になる場合があります。高齢出産の場合に発症する確率が高くなります。症状が悪くなると、大量に破水してショック状態になったり、意識を失うこと症状が起きます。子宮に異常が見られた場合は、速やかに産婦人科に行って手術を受ける必要があります。

主な症状

子宮筋腫合併妊娠の症状としては、流産や早産、前期破水、胎位異常などの産科合併症が増加するといわれています。分娩時には産道通過障害などの原因となり、帝王切開が必要となります。また産後出血のリスクが増加します。しかし、人によっては自然分娩でも問題なく産むことができます。そして、筋腫の大きさはあまり関係なく、また一回目は問題がなかったとしても二回目に大きな問題が出てくることがあります。

主な原因

子宮筋腫合併妊娠は、高齢出産の人に多く見られる病気の様です。その原因としては、精神的なストレスや激しい体重の増減により起こる排卵障害が要因と言われており、特に高齢出産の人は流産や早産、前期破水などになる確率が高くなるので、帝王切開で出産を希望する人も多い様です。妊娠を希望している人は、年に一回は婦人科検診を受ける事をおすすめします。

主な検査と診断

子宮筋腫合併妊娠は、子宮筋腫があると流産や早産などしやすくなるために検査をします。検査方法は、超音波検査がほとんどで、傷みもない一般的な検査です。それで筋腫が大きい場合は、尿をためて腹部や膣から超音波検査をします。それで区別がつかない場合は、卵巣腫瘍や子宮の腫瘍ではないかを区別するために、CT検査やMRI検査をしたりします。

主な治療方法

子宮筋腫は妊娠適齢期の女性にも比較的多くみられる疾患ですが、子宮筋腫合併妊娠はエコー検査を通して見つかることもあります。妊娠中は、女性ホルモンの分泌も活発になるので子宮筋腫が大きくなることもあります。治療法は、妊娠中に手術をすることも不可能ではありませんが、流産や早産のリスクもあるため、よほど妊娠の継続や出産に影響がない限りはエコーで経過観察をしていくのが一般的です。