羊膜索症候群ヨウマクサクショウコウグン

羊膜索症候群はどんな病気?
羊膜索症候群とは、妊娠中に何らかの理由で破れた羊膜がひも状の羊膜索となり、胎児の体に癒着したり巻き付いたりすることで奇形が起こることです。奇形の種類も多く、手足に羊膜索が巻き付いてくびれ状になったり、切断されたり、頭や胴体に奇形を生じることもあります。妊娠の早い時期に生じるほど重症化しますが、子宮内で羊膜索を切断する手術を行い、胎児の両足切断を免れた例もあります。


羊膜索症候群の症状
羊膜索症候群は、妊娠中に外傷や子宮内の炎症で羊膜がやぶけ糸状の羊膜索となり、胎児に絡みつくことが原因で起こります。症状としては胎児の体の四肢が切断されたり、体が異常にくびれたり奇形な胎児が生まれる可能性があります。また早産や死産になってしまうケースもあります。対策としては形成外科の医師に診てもらい、手術してもらうことです。

羊膜索症候群の原因
羊膜索症候群の原因は、胎児側に要因がある場合と母体側に要因がある場合があります。胎児側の場合は脊椎破裂や無能児、膀胱外反症など奇形によるもの、胎盤絨毛血管腫や心疾患など静脈系の閉鎖、腎肉腫などの腫瘍、食道または十二指腸の閉鎖、胎児赤芽球症などがあります。母体側の場合は母体の肺や心臓、肝臓、腎臓などの疾患によるもの。とくに糖尿病との関係は深いといわれています。

羊膜索症候群の検査と診断
羊膜索症候群についての検査方法について説明します。まず、超音波検査により肝臓や消化管などが脱出していたりしないかどうかの検査をします。さらに、胎児の手足が羊膜索で締め付けられてくびれていたりしないかどうかを確認します。自己検査としては、妊娠初期に出血がなかったどうかを確認します。出血があった場合はこの病気の可能性があります。

羊膜索症候群の治療方法
羊膜索症候群の治療法は、胎児がどのような状態にあるのかによって異なります。手術で対応したという例がないわけではありませんが、そういったケースは少ないです。出産を待ち結果的に、身体の一部が欠損してしまうことも多いですし、最悪死産もありえます。ただし死産に関しては医師の治療方法が問題になるのではなく、母体で生まれてくる予定だった胎児がそういった状態になってしまっていることが問題です。

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