胎盤遺残タイバンイザン

胎盤遺残はどんな病気?
胎盤は普通分娩後に娩出されますが、娩出されずに子宮内に残ることがあります。これを胎盤遺残と言います。胎盤の一部だけが残る場合もありますし、胎盤が全部残ってしまう場合もあります。治療方法としては、まず子宮輪状マッサージが行われます。マッサージでも娩出されない場合はバッカク製剤の注射が行われます。また、症状によっては開腹を行う場合もあります。


胎盤遺残の症状
胎盤遺残の症状とは、まず出産後ある程度日数が経過しているにも関わらず、膣からの出血がだらだらと続きます。それは生理とは違い、少量の出血が続いたりします。それを放置して起きますと、次第に下腹部が痛み出すようにもなります。そして処置が遅れますと、感染症を引き起こして、発熱を伴う場合もあります。明らかに異常だと気づく変化が現れます。

胎盤遺残の原因
胎盤遺残は通常は出産後、胎盤は後産として全て自然に外へ排出されていきます。ですがなんらかの原因で子宮内部に胎盤の一部が残されたままになる場合があります。胎盤が剥がれにくいが、胎盤の絨毛がそれほど奥深く入り込んでいない状態を付着胎盤といいます。この疾患は付着胎盤によるものが多いとされています。また胎盤が絨毛が子宮筋層まで入り込んでいるのが癒着胎盤です。

胎盤遺残の検査と診断
胎盤遺残とは、経膣分娩後の異常出血のうち胎盤や卵膜の残存物が通常であれば1割程度なのですが、胎盤が完全に娩出されないで子宮内に残ってしまうことをいいます。胎盤の全体が残ってしまう場合と胎盤の一部が残ってしまう場合があります。検査方法については超音波診断で胎盤のエコー画像により発見する方法と癒着胎盤を病理組織検査によって確定診断をする方法があります。

胎盤遺残の治療方法
胎盤遺残の治療法とは、産後時間がたっても胎盤が外に排出されない場合は、下腹部をマッサージしたりしながら子宮収縮を促します。しかしそれでも出てこない場合は、医師が直接手を入れてひっぱり出す場合もあります。そして産後出血がなかなか止まらず胎盤の遺残に気づく事があります。その場合は子宮口を広げる処置をして医療用の機械で取り除きます。

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