筋肉腫

初診に適した診療科目

筋肉腫はどんな病気?

筋肉腫という病気を発症すると、患部が腫れて疼くような強い痛みを感じるようになります。まわりの組織と一緒に腫瘍を摘出することで治療をすることが出来ます。まわりの組織ごと腫瘍を完全に取り除くので、再発の可能性が非常に少ないです。手術を終えた後に抗がん剤の治療や、放射線を使った治療を受けると筋肉にできる腫瘍の再発を防ぐ事が出来ます。

主な症状

筋肉腫の症状は、早期段階では実感することがあまりなく、腫瘍が大きくなり始めた頃に下肢のむくみやだるさ、痛みなどを感じる場合があります。またこれに伴い、腎不全や腹水なども合わせて発病する可能性があります。見た目ではこぶのようなしこりが現れるだけなので病気を実感・発見することが難しく、知らぬ間に悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。

主な原因

筋肉腫の原因ですが、ひとは古くなった組織細胞が死んだあと、新しい若い細胞が分裂して失った細胞を補います。その代謝が常に繰り返し行われています。また骨や軟部組織も同じように細胞の新陳代謝を行っています。年齢が若い人ほど活発に細胞分裂が行われています。この肉腫は細胞分裂の際に遺伝子の複製が上手くいかず、異常が生じてしまい、正常な機能を失った細胞がどんどん増殖するため発症すると考えられています。

主な検査と診断

筋肉腫の検査方法とは、まず皮膚表面に現れている場合には、筋肉に発生している腫瘍だと判断する事が可能です。しかし表面に現れにくい場所に存在している場合は、専用の機械での撮影を行います。まず治療するには、この腫瘍を取り除く必要があります。筋肉に発生している腫瘍は、麻酔を使用して直接皮膚にメスをいれて切除する方法がとられます。

主な治療方法

筋肉腫の治療法は大掛かりな手術になる場合が極めて多く、主に外科治療の中でも放射性治療も合わせて行われる場合があります。また、肉腫の転移する場合がありこれらの症状を防ぐために肉腫の周りの正常な皮膚組織を含めた部分を切り取る場合もあります。投薬による治療も少なからずありますが、特別絶大な効果を得られる薬もありませんので痛み止め程度になります。