頭部外傷後遺症トウブガイショウコウイショウ

頭部外傷後遺症はどんな病気?
頭部外傷後遺症とは、いわゆる頭部外傷を受けた後に起こる後遺症のことです。頭部外傷とは、頭部に外からの物理的な力が加わって障害が生じた状態の総称です。そして、外傷後遺症は、その頭部外傷を受けた後、3週間以上経過してから発症、もしくは、3週間経っても直らない症候のことです。主な症状は、頭痛、めまい、吐気、不眠、全身の倦怠等の神経衰弱系の症状や、発汗異常、蕁麻疹等の、自律神経異常系の症状等があります。


頭部外傷後遺症の症状
頭部外傷後遺症の症状は、運動障害、間隔麻痺、言語障害などが挙げられます。広範囲を損傷したり、脳の深い部分を損傷した場合には、意識障害が生じます。重症になると、目は開いていても意思疎通が行えず、運動も言語も損傷された意識障害、いわゆる植物状態になります。生命を維持する中枢である脳幹は保たれ、呼吸や心臓は正常に機能します。

頭部外傷後遺症の原因
頭部外傷後遺症の原因とは、何らかの理由により頭部に外傷ができたあと、後遺症が残ってしまったことです。この症状の7割は自動車事故のせいであり、続いて自転車事故、自宅での転倒や暴行、レクリエーションやスポーツ活動中の事故、職場などで行う機械操作中の事故があります。また、米国では乳児の場合は患者の3分の2が虐待が要因だとされています。

頭部外傷後遺症の検査と診断
頭部外傷後遺症の検査方法は、まずは、簡単な動きをすることができるかを確認することにより、運動性に問題がないかを見ます。次に、知能の低下がないかのテストをして検査を行います。問題がある場合には、脳の運動をする機能や記憶を司る機能に損傷があると、なります。また、MRIにより、脳のどの辺りを損傷したのかがわかるので、脳内を検査するのも有効です。

頭部外傷後遺症の治療方法
頭部外傷後遺症とは、頭部に外傷をおってから3週間以上経っても残る症状や新たに出てきた症状を指します。この病気の治療法は、症状に合わせた薬物療法や心理カウンセリングにより行ないます。脳細胞は再生することが無いので、根治は難しいのが現状です。リハビリテーションにより、後遺症で失われた運動機能や高次脳機能障害を回復する治療を行います。

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