化膿性髄膜炎カノウセイズイマクエン

化膿性髄膜炎はどんな病気?
化膿性髄膜炎は細菌感染により起こる中枢神経系の感染症で、感染したら急性発症し高い発熱、頭痛、悪寒、と共にに項部硬直などの髄膜刺激症状もみられます。主に乳幼児の子供にみられます。治療としましては、 急性期では高い熱、激しい頭痛が起きるので適切な抗菌薬や鎮痛・解熱薬も投与されます。そしてセフェム系抗菌薬セフトリアキソン+バンコマイシン又はカルバペネム系抗菌薬が用いられます。


化膿性髄膜炎の症状
化膿性髄膜炎の症状としては、急性である事が多く、頭痛、悪寒、発熱などを伴い、うなじなどの部位に髄膜による刺激がみられます。この病気の特徴として高熱が持続し、せん妄などの意識障害や脳神経の障害が出る事があります。この意識の障害は軽度から存在しますが、その程度が変化して焦燥感が強まったり、幻覚など異常なものがみられる事があります。 このせん妄があると、注意力や集中力が保たれません。

化膿性髄膜炎の原因
化膿性髄膜炎の原因は、主なもので、菌血症で血行性経路と副鼻腔炎や中耳炎などの隣り合っている感染巣からの侵入で感染、肺や心臓など他の臓器の感染巣から血行性での感染、脳外科手術後の院内感染が挙げられます。また起こる時期や年齢によって起因菌が変わってきます。三ヶ月未満の乳幼児では大腸菌やA群連鎖球菌、3カ月以降はインフルエンザ菌、成人の場合では、肺炎球菌が高いとされています。

化膿性髄膜炎の検査と診断
化膿性髄膜炎の検査方法としましては、血液検査、CT検査、MRI検査を行います。血液検査では、症状があるならば赤沈の亢進や白血球増加を示します。MRI検査やCT検査では、膿瘍や水頭症、脳浮腫や血管炎による脳硬塞が認められる場合もあります。 一番確実なものでは髄液から菌が発見されれば確定的となります。検出には培養、同定、抗生剤感受性のテストが必要です。

化膿性髄膜炎の治療方法
化膿性髄膜炎の治療法は、抗菌薬や鎮痛剤などの投与です。病気を引き起こしている原因菌を滅菌する必要があります。また、症状にあわせて鎮痛薬や解熱薬を投薬します。抗菌薬としては、カルバペネム系抗菌薬や第3世代セフェム系抗菌薬セフトリアキソンなどが使われます。また、同時に副腎皮質ステロイド薬の併用も行われることが多いです。さらに脳圧降下薬なども病状に合わせて投与します。

化膿性髄膜炎の初診に適した診療科目

化膿性髄膜炎に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ