鼻アレルギー ハナアレルギー

初診に適した診療科目

鼻アレルギーはどんな病気?

鼻アレルギーとはくしゃみが止まらなくなったり、鼻水が出て止まらくなったりする病気です。鼻の中が炎症するので痛みを感じることもあります。鼻のアレルギーは季節性の花粉症があったり、乾燥する時期に鼻炎が起こることもあります。最近ではホコリやダニ等のアレルギーから鼻炎になってしまうことがわかってきています。季節性よりも通年性のアレルギーの方が多いです

主な症状

鼻アレルギーの症状は、アレルギー性鼻炎んと同じで、風邪もひいていないのに発作性のくしゃみ、鼻水、鼻詰まりが起きます、特に朝夕に強く現われるのが特徴です。鼻水は、さらさらしていて多く流れ、鼻の奥がむずむずしたようになり、くしゃみは立て続けに、5回も10回も続けて出ます。鼻が詰まって口で息をするようになります。このようは不快な状態が1週間以上続きます。

主な原因

鼻アレルギーは様々な原因物質が鼻に影響を与えることで起こります。人体の免疫反応と大きくかかわるために治りにくいものです。特にハウスダスト、カビ、花粉などが一般的でよく知られています。花粉は特定の時期にだけ症状が起こることが多いのですがハウスダストは一年中アレルギーが起こる可能性があります。近年では患者が特に増えていますが、大気汚染、気候の変化などが理由で発症する人が増えたとみられています。

主な検査と診断

鼻アレルギーの主な検査方法は、問診を行ってから、鼻鏡検査で鼻の粘膜の色、腫れ具合、鼻水などの分泌量などの状態を確認します。また、鼻汁中好酸球検査を行い、アレルギー性鼻炎に多くいられる好酸球と呼ばれる細胞の数を調べます。原因となる抗原を調べる場合、可能性のある抗原エキスを皮膚に注射する皮膚テストや、可能性のある抗原エキスの浸み込んだ紙を鼻の粘膜に張り付ける鼻粘膜誘発テストを行って抗原を確定します。

主な治療方法

鼻アレルギーの主な治療法は抗アレルギー薬の投薬です。抗アレルギー薬で症状を抑えながら、アレルギーの原因となっている物質を除去することも並行して行われます。日常生活において原因物質との接触を減らすことは、症状の軽減に効果的です。また、漢方薬で体質を改善したり、減感作療法と呼ばれる原因となっている抗原を体に注入し免疫を高める治療もあります。