重症急性呼吸器症候群ジュウショウキュウセイコキュウキショウコウグン

重症急性呼吸器症候群はどんな病気?
重症急性呼吸器症候群とは、SARSとも呼ばれていて、SARSコロナウイルスにより発症する全身症状のある病気ですが、肺炎の症状が顕著なので呼吸器症候群とついています。感染してから2~10日の潜伏期間ののち、悪寒、発熱、筋肉の痛みなどといった症状があらわれ、いったん熱が下がってきたと思われますがまた高熱がでて、咳や呼吸困難、下痢などがみられます。


重症急性呼吸器症候群の症状
重症急性呼吸器症候群によって引き起こされる症状は、通常時に比べて高い高熱や、激しい息切れ、呼吸困難状態、肺炎などが挙げられます。とりわけ高熱は40度近い状態まで上昇するケースが多く、苦しさを感じる熱が出ます。また、呼吸困難や肺炎などは重篤化した患者が発症することが多く、場合によっては低酸素血症を併発する恐れも存在します。

重症急性呼吸器症候群の原因
重症急性呼吸器症候群(SARS)は新型のコロナウイルスが原因の、全身性の感染症です。このウイルス種は、杓子状の突起を表面に有するエンベロープを持ち、ウイルス核酸そのものに感染性があることが知られています。肺炎の症状が現れます。感染経路は飛沫感染、接触感染が主体とされており、空気感染の可能性も示唆されています。また、SARSは汚染された物を介してより広範囲に広がる可能性もあります。

重症急性呼吸器症候群の検査と診断
重症急性呼吸器症候群の検査方法としては、ウイルスに感染しているかどうかを調べるため、複数の検査法により確認します。逆転写のポリメラーゼ連鎖反応は、血液、鼻水、尿などにウイルスの遺伝物質があるかどうかを検査するものです。又、血清の検査では、血液中にウイルスに感染したときに体内でつくられる抗体を調べます。又、ウイルスを培養する検査もあり、培養して病気を検査します。

重症急性呼吸器症候群の治療方法
重症急性呼吸器症候群とは、SARSコロナウイルスによって引き起こされる新種の全身性の感染症です。この病気の治療法は、有効薬物療法が確立されていないので、ウイルス性肺炎に対する対症療法を中心とした治療を行っています。また、酸素吸入器や人工呼吸器などによる支持療法も取り入れ、全身状態の管理や呼吸管理を行い症状を緩和させます。

重症急性呼吸器症候群の初診に適した診療科目

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