球後視神経炎キュウコウシンケイエン

球後視神経炎はどんな病気?
球後視神経炎という病は簡単に言うと、視神経炎に障害が出る病です。視神経とは、目から入った視覚的な情報を映像として脳に認識させるために、伝達を行う大事な器官です。視神経炎というのは、眼球の後方で起こる炎症です。視力低下や眼球に痛みを感じるというが、主な症状です。基本的には、片眼性なのですが、両眼性の場合もあり、注意が必要な病気です。


球後視神経炎の症状
球後視神経炎の主な症状としては、片眼もしくは両眼の痛みがあります。特に眼球の奥側に痛みを感じ、目を動かした時ほど強い痛みを感じます。また、痛みがそれほど強くない場合には、目の圧迫感があったり、疲れやすいと感じる場合があります。次に視力低下があげられます。全体にぼんやりと見えにくくなる場合と、一部分のみ見えずらくなったり、視野が欠ける場合があります。

球後視神経炎の原因
球後視神経炎の詳細の原因は、50%は不明とされています。残りの半分は、多発性硬化症の初期症状であったり、眼窩や副鼻腔で起こっている過剰な炎症で副作用的に起こることもあります。また、視神経の周りを取り囲む髄鞘に対する炎症によって、髄鞘が障害されて視神経機能に障害が起こることで発症します。何らかの要因で免疫系が自分の組織に対して、自分の組織でないと判断して、自己抗体を作ってしまうことも発症の理由です。

球後視神経炎の検査と診断
球後視神経炎の検査方法としては、眼底検査で腫脹を調べます。又、この疾患により炎症が視神経に限定されているケースでは眼底に問題が表れませんが、瞳孔の対光の反応の差を調べる事も必要になります。又、この疾患では画像による診断も行なわれ、頭部のMRI検査が行われ、視神経の腫大や側脳室の脱髄巣の有無を調べる事が重要になります。これらの要素を確認しておくことが、この疾患の兆候を検討するためには重要です。

球後視神経炎の治療方法
球後視神経炎は副腎皮質ステロイド薬を使用した点滴治療で治すことが出来ます。副腎皮質ステロイド薬を使うと視力の低下を抑制する事が出来るだけでなく、治療を早めたり多発性硬化症の発症を予防することが出来ます。ビタミン剤を大量に投与する治療法でも、視神経炎によって失われた視力を回復させることが出来ます。ステロイドパルス療法も効果的です。

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