環状肉芽腫カンジョウニクガシュ

環状肉芽腫はどんな病気?
環状肉芽腫とは、外傷・虫刺され・糖尿病・紫外線・金製剤などが原因で、真皮のコラーゲンの組織が破壊され、皮膚に赤みを帯びた膨らみができる病気です。また、膨らみかたがドーナツ状なのが特徴です。通常は皮膚科に受診しますが、この病気は放置していても数年で消えてしまう事がほとんどです。ただ、原因が糖尿病の場合があるので一度は医師に診察を受けた方が良いです。


環状肉芽腫の症状
環状肉芽腫の症状は直径1~2センチ大のドーナツ型のぶつぶつとした皮疹です。主に手の甲、指、足の甲といった関節部分によくできます。色は普通の皮膚の色で遠心状に広がりますが、かゆみなどはありません。リンパ球、組織球、巨細胞が真ん中に変性した膠原線維のまわりに放射状に囲まれます。酸性ムコ多糖類が真ん中の不完全壊死を招いた部分に見られます。

環状肉芽腫の原因
環状肉芽腫の原因については、はっきりと断定できる要因は分かってはいません。しかし、疑いのあるものとしては、引っ掻き傷や、剃刀負けなどによる外傷によるもの。または、ツベルクリン反応や、帯状疱疹の瘢痕による外傷も同様に要因に挙げられます。紫外線や虫刺され、金製剤なども同様に要因となると言われてるものに含まれます。また、糖尿病を患っている方に比較的起こりやすいとも言われています。

環状肉芽腫の検査と診断
環状肉芽腫は症状により限局型、汎発型など多種類の病気で、皮膚に環状の滑らかな丘疹ができ、専門科としては皮膚科の医師の診断を受けます。症状の種類によって検査法が異なります。検査方法として、他の肉芽腫と区別するために、皮膚の生検と病理検査をする必要があります。サイコイド-シスを除外するため胸部X線写真や血液検査をする場合もあります。

環状肉芽腫の治療方法
環状肉芽腫のうち限局型のものは、生検等の外的侵襲によって、時間の経過に従って自然に消退していくことが多く、一般的には発症後2年以内に消退しますが、汎発型のものは自然治癒はしませんので、皮膚科を受診することが必要になります。汎発型の治療法については、ステロイドが外用で使用されますが、一般的には治りにくく、完治するまで10年近くかかる場合もあります。

環状肉芽腫の初診に適した診療科目

環状肉芽腫の専門外来

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