溶血性黄疸ヨウケツセイオウダン

溶血性黄疸はどんな病気?
溶血性黄疸とは、新生児期に起きるものは、様々な要因により、子供の赤血球が急激に破壊され早期に黄疸や貧血が表れる病気です。原因としては、血液型抗原が母親に欠如している場合(血液型不適合妊娠)に見られその血液型抗原に対する抗体が母親の血液中に胎盤剥離の際に少量の胎児の赤血球が母親の血液に入って出来ることが多いので初回の妊娠では普通は起こらないのです。


溶血性黄疸の症状
溶血性黄疸の症状としては、疲労感や動悸、息切れなどの一般的な貧血に加えて、黄疸が現れるのがこの病気の特徴となります。異常なヘモグロビンが体内で大量に処理され、黄色の色素の間接ビリルビンが体内で増える為です。と同時にビリルビンは尿とと一緒に排出されるために、尿の色がより濃くなったり、血管内溶血の場合には赤色の尿が出たりする可能性もあります。慢性化すれば、ビリルビンが胆嚢に溜まり結石が出来ます。

溶血性黄疸の原因
溶血性黄疸の原因は、赤血球が急激に破壊される溶血です。何らかの毒素や細菌感染、極端な血漿圧低下などで血中のヘモグロビンが破壊されたり、また抗原抗体反応による場合は、赤血球を異物と誤認して破壊してしまうことで溶血がおこります。ヘムとグロビンに遊離されるとヘムがビリベルジンに分解され、更にビリルビンに還元されます。この血中ビリルビン値が上昇して黄疸となります。

溶血性黄疸の検査と診断
溶血性黄疸の検査方法には、血液検査が欠かせません。血液検査によって貧血の気味があるか、間接ビリルビンや乳酸脱水素酵素の上昇がみられるかを調べます。軽症の場合は、網赤血球の増加と血清ハプトグロビンの低下が見られるかを調べて判断することができます。また、クームス試験を行って赤血球に対する自己抗体を検出し、陽性であるかを調べる方法もあります。

溶血性黄疸の治療方法
溶血性黄疸の治療法は主に内科的治療が行われます。まずは免疫グロプリンやアルブミンの投与や光線療法が行われますが、新生児で重症の場合には輸血による血液の交換が行われます。成人では服用する薬剤の副作用によって黄疸が出ている場合があり、その場合には速やかに薬剤服用の中断が行われます。また、感染症による黄疸の場合には、抗生剤の投与が行われます。

溶血性黄疸の初診に適した診療科目

溶血性黄疸の専門外来

溶血性黄疸に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ