熱けいれんネツケイレン

熱けいれんはどんな病気?
熱けいれんは、高温下での労作時や労作後に起こり、こうした疲労に伴って筋収縮が誘発されます。体力のある人が多量の汗をかくことで、水分の補給が十分でも、塩分の摂取が不十分であることから、低ナトリウム血症を来している場合に起こることが特徴の一つとされています。上記の特徴から、アスリートのみならず、炭坑作業員などのいわゆる肉体労働者、軍の基礎訓練生など、体力を大幅に必要とする人に発症する傾向があります。


熱けいれんの症状
熱けいれんの症状は、38度以上の高熱が出ます。また、熱があり、けいれんを起こします。けいれんは、長時間にわたり、あるのではなく、最大で20分です。その際に、左右対称にけいれんをおこすのが、このけいれんの特徴です。また、けいれんが終わると、意識がすぐに戻るのが特徴です。なので、けいれんの最中には、意識がないですが、けいれんが終わると戻ります。

熱けいれんの原因
熱けいれんの原因は、主に幼少期の子供に多く引き起こされることから脳の発達の程度によって発症します。未熟脳の場合は、神経系に信号を伝達する機能もまだ弱く、発熱した場合神経系がうまく働かない事により引き起こされることが多いです。また、先天的に脳に障害がある場合は特に発症する可能性が高く、この際は慢性的にこの症状が続く可能性もあります。

熱けいれんの検査と診断
検査方法は、髄膜炎・脳炎・脳症などに現れるけいれんとの区別が必要になります。けいれんする前に意識障害がみられたり、診察で神経学的異常所見がみられると髄膜炎・脳炎・脳症などの疑いがあるため、髄液検査、頭部画像検査(CT・MRI)、脳波検査などが必要となります。熱けいれんが何度も繰り返されたり、熱のないけいれんが起こると、てんかんと区別するため脳波検査が有用です。

熱けいれんの治療方法
熱けいれんとは、長時間高温多湿環境にさらされることで発生する、全身性の温熱障害で「熱中症」と呼ばれています。水分だけを補給した時に低ナトリウム血症が増強されて発症します。体温の上昇は無く、口渇、頭痛、嘔気、嘔吐、けいれんなどの症状が現れます。この病気の治療法は、衣服をゆるめ涼しい環境に移したうえで治療を行います。スポーツドリンクや食塩水の飲用は効果的です。重症の時は輸液療法を行います。

熱けいれんの初診に適した診療科目

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