スチル病スチルビョウ

スチル病はどんな病気?
スチル病とは、小児の発熱・関節症状・皮膚の発疹・リンパ節の腫脹・筋肉痛・脾腫・肝障害などの全身症状をきたす病気です。全身型若年性関節リウマチとも呼ばれています。原因は今の所不明です。また、成人が発症した場合は、病名の前に成人の文字が追加され、前述の症状に加え、小児には見られない喉の痛みがほとんどのケースで発症します。患者の男女比は1:2と言われ、主に若者が発病します。


スチル病の症状
スチル病は16歳から35歳位までの若年層に発症することが多く、高熱が出たり、関節炎を発症したりしますが、皮疹を伴う場合が多いのが特徴です。1日の中で1回から2回程度、極端に熱が高くなり、身体の胴体や四肢、顔面などにサーモンピンクの色をした紅斑が発現するなどの症状が現れます。サーモンピンク色の紅斑は、熱が下がってくれば自然に消えます。

スチル病の原因
スチル病の原因はまだ解明されていませんが、ウィルスなどの病原体が引き金となって、免疫に異常が起こることによって発症すると考えられています。遺伝的な要素はなく、男性よりも女性に発症しやすいという統計があります。子供でも大人もかかります。インターロイキン6や18などの、炎症を引き起こす液性因子が高くなることが知られています。

スチル病の検査と診断
スチル病には様々な要因と症例がありますので、検査方法も様々存在します。特に患者さんと主治医のコミュニケーションによって適切な検査のやり方を選ぶ必要があります。まず一つは白血球上昇CRP上昇が見られます、その後は慢性の痛みを伴うような関節炎などの確認です。抗核抗体、あるいはリウマチ因子の自己抗体が陰性であることを検査で診断します。

スチル病の治療方法
スチル病とは、全身型若年性関節リウマチのことで原因不明の炎症性疾患です。この病気の治療法は対症療法が中心となります。まず抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用のある非ステロイド性抗炎症薬を投与し経過を見ます。症状が治まらない場合には、ステロイドや免疫抑制剤を投与します。これらは副作用がありますが、少量でも十分な効果を得ることができます。

スチル病の初診に適した診療科目

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