パラチフス

パラチフスはどんな病気?
パラチフスA菌によって引き起こされる病気です。ヒトにのみ感染する菌で発展途上国などの衛生状態の悪い国でよく起こる感染病です。腸チフスと似たような症状を起こしますが、腸チフスより症状は軽いと言われています。高熱、便秘、下痢などのほか、重い時には腸出血、意識障害などを引き起こすこともあります。日本では発症例は少ないのですが、海外渡航などで感染することがあります。

パラチフスの症状
パラチフス菌に感染した場合の主な症状は発熱です。38℃以上の高熱が続き、きちんとした治療を受けない限りいったん解熱しても約20%は再発してしまいます。その他にも、頭痛や関節痛、全身のだるさや食欲不振、下痢や便秘を伴います。腸のリンパ節に潰瘍が出来るため、腸出血や腸穿孔などの危険があります。感染源と接触してから2週間前後の潜伏期間があります。

パラチフスの原因
パラチフスの原因は、この病気を引き起こす病原菌に感染することによって発症します。食べ物や水などから経口によって菌に感染します。この病原菌は日本では少ないものの、発展途上国には未だ多く見受けられる病気です。そのため、発展途上国などへの海外旅行などに出かけた際には、水や食料を介して病原となる菌に感染してしまう可能性があります。

パラチフスの検査と診断
パラチフスの検査方法には、血液検査(一般的に10mlを正中静脈から無菌的に採取)、糞便、尿、胆汁、その他人に由来する材料(患者あるいは保菌者の胆石や膿汁、内臓の腫瘍など)を使う方法と食中毒をおこしたとされる食品を使う方法、水系材料を使う方法があります。しかし、実際に食品から菌が分離されたことはなく、食品検査は確立はしていません。

パラチフスの治療方法
パラチフスの治療法としては、抗菌薬と安静、そして食事療法を行います。抗菌薬は主にニューキノロン系の薬が有効とされており服薬する期間は最低でも2週間が原則とされています。何かしらの症状がある場合には、入院が必要となります。入院中は消化の良い食事を摂取し、安静を保つことが大切です。発熱が下がれば退院可能ですが、解熱後も注意が必要です。

パラチフスの初診に適した診療科目

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