赤鼻 アカハナ

初診に適した診療科目

赤鼻はどんな病気?

赤鼻とは、鼻や頬等の部分が赤くなる状態になります。寒い季節やお酒を飲む事により、見た目にも鼻や頬が赤く目立ってきます。
これは毛細血管が拡張する事でおこります。しかしこれは誰しもなる症状ではなく、体質や遺伝が関わりを持ちます。
症状が悪化すると次第に発疹を伴う事もありますし、皮脂の分泌が増えて毛穴が広がり皮膚がもりあがってきます。

主な症状

赤鼻は鼻先などの毛細血管が拡張し、脂肪の分泌が増えた状態をいいます。その症状はその程度によって第一度から第三度に分類されます。
第一度は鼻先、ほお、あごなどの顔の高くなった部分が赤くなり、脂っぽく光る状態です。
第二度は毛穴が広がり、ニキビのような吹き出物が出る状態です。
第三度は皮膚が腫れて、毛穴がぼこぼこになる状態です。

主な原因

赤鼻の原因は、まだよくわかっていません。遺伝的体質が関係していると考えられ、日光、ストレス、寒冷や温熱、アルコールなどが悪化因子です。
皮膚の表面の毛包虫感染や胃のピロリ菌感染が原因だという説や、慢性的な化粧品かぶれが原因となるという説などもあります。
また、更年期の女性に多くみられる蛍光があることから、何らかの因果関係があると考えられています。

主な検査と診断

赤鼻の診断には特に深刻な検査方法はありません。病院で問診や診察を受けることでどういった症状なのか知ることができます。

主な治療方法

赤鼻の治療法は、ミノサイクリンなどの抗生物質や漢方薬の内服を行うことが多いです。
そして香辛料やお酒などの刺激性食物を避け胃腸をととのえます。寒冷刺激やストレスを避けることも必要です。
また、最近ではレーザーによる治療が出てきました。これを毛細血管が拡張して赤くなった部分に直接あてる事により、毛細血管が収縮します。すると赤みが薄くなり症状がかなり軽減されます。