sspeエスエスピーイー

sspeはどんな病気?
sspeとは、亜急性硬化性全脳炎の略称で、はしかに感染後、数年の無症状の期間を経たのちにちいさな神経症状があらわれてきます。症状はゆっくりと進行していき、軽い知的障害、歩行の異常などが初期の症状としてあらわれます。その後全身の筋肉緊張や、意識喪失へと重症化していきます。現在でも決定的な治療方法は確定しておらず、麻疹の予防接種が大切になってきます。


sspeの症状
sspeの初期症状としては、学校の成績の低下や記憶力の低下、いつもと違った行動、感情不安定といった精神的なものや運動性としては、歩行が下手になった、持っているものを落とす、字が下手になった、体がかくんとなる発作があります。その事から、心因反応、精神病、てんかん、脳腫瘍と間違えられて診断される事が多いです。予防として麻疹にかからない事が大事ですので、麻疹ワクチン接種が最も重要です。

sspeの原因
本疾患は、脳内で麻疹ウイルスが持続感染することを原因として起こります。通常の麻疹ウイルスとはやや性質が異なり、脳内で潜伏している間に変化しますが、この変化したものがsspeウイルスになります。また、長い潜伏期間を経てから発症する特徴も持っていますが、なぜ長い潜伏期間であるのかについては、未だに解明されていないのが現状です。

sspeの検査と診断
sspeの診断には、血清および髄液の麻疹抗体価の上昇、脳波検査といった有効な検査方法があります。血清の麻疹抗体価上昇は、非常に著しいものを認めます。髄液麻疹抗体価上昇が認められれば、診断的な意義は高いと考えられています。脳波検査においては、とりわけII期からIII期にかけ、周期性同期性高振幅徐波結合と呼ばれる特殊な脳波所見がみられます。

sspeの治療方法
sspeにおける特異的な治療法は、イノシンプラノベクス(イソプリノシン)の内服やインターフェロン療法になります。特に、インターフェロン療法では、αあるいはβインターフェロンをずい中や脳室内に投与する方法がとられています。また、近年は、研究的な治療として、リバビリンの脳室内投与が行われるようになり、その効果が注目されています。

sspeの初診に適した診療科目

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