溶血性連鎖球菌ヨウケツセイレンサキュウキン

溶血性連鎖球菌はどんな病気?
溶血性連鎖球菌とは連鎖球菌のひとつで、血液寒天培地で培養した時に集落の周辺に透明な完全溶血環を生じるβ溶血を示す菌のことを言います。病原性の強いものが多く、ほとんどのものは生理性状でβ溶血を引き起こす溶血毒や猩紅熱の発疹を引き起こす発赤毒を産生します。A群は化膿性疾患や丹毒、急性腎炎、リウマチ熱の原因菌とされています。溶連菌と略されることが一般的です。


溶血性連鎖球菌の症状
溶血性連鎖球菌の症状として代表的なのは、鼻粘膜、咽頭粘膜、扁桃腺などの上気道といわれる部位における発熱(38~39℃)とのどの痛みです。感染して数日間の潜伏期間をおいて発症します。頭痛や倦怠感、食欲不振、腹痛を伴うこともあります。風邪の時よりのどの痛みを強く訴え、熱も高いのが特徴です。3歳未満ではあまり熱は上がらないとされています。

溶血性連鎖球菌の原因
溶血性連鎖球菌は、一般的に溶連菌と呼ばれており、主に喉に感染をします。この細菌に感染する原因は、人からウイルスを感染することによって起こります。このウイルスに感染した場合には、今度は自分がウイルスを人に感染させてしまうことになりますので、完治するまでは人との接触を避け、病院に通院する時にはマスクを着用するなどして、人に感染させないように注意をすることが必要です。

溶血性連鎖球菌の検査と診断
溶血性連鎖球菌の検査方法です。専用容器を立て試験薬・1液を3滴、2液を3滴一緒に入れます。綿棒を取り出し、患者の咽頭をこすります。その綿棒を容器に入れ綿棒が試験薬に浸かった状態で撹拌します。1分程綿棒を浸けた後、試験薬3液を3滴入れ十分撹拌し、容器を手に取り綿棒をつまむようにしっかり絞り切り綿棒を取り出します。容器の蓋を閉め検査プレートを取り出し、容器に残っている試験液を滴下穴に3滴入れます。

溶血性連鎖球菌の治療方法
溶血性連鎖球菌は一般的に溶連菌と呼ばれ、グラム陽性球菌のうち連鎖球菌族によって引き起こされる感染症を指します。中でも化膿連鎖球菌による感染症が多く見受けられます。飛沫感染による急性感染症と、毒素性疾患で治療法は異なります。急性感染症の場合、ペニシリン系抗菌薬の内服薬や注射により治療を行います。毒素性疾患の場合、ガンマグロブリンや血液浄化法による治療行います。

溶血性連鎖球菌の初診に適した診療科目

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