かぶれ カブレ

初診に適した診療科目

かぶれはどんな病気?

かぶれといっても、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代の方が悩まされます。赤ちゃんはおむつのむれが原因であったり、新陳代謝が良いため少し汗をかいただけですぐ赤くなってしまうことが多いです。大人も汗をかいたりするのが原因のものや、女性はナプキンによるものでかゆみや腫れといった症状がでてきます。ひどくなると膿をもってしまう場合もあるので、甘く見ていてはいけません。

主な症状

かぶれの症状は、対象となるその部位を中心にして、腫れやかゆみなどといった特徴が強く表れるものです。また、炎症を起こした部位においては、強い熱を感じることもあります。病状が重症に進行してくると潰瘍に発展することもあります。人それぞれの体質や原因物質によって、その現象が発生する影響範囲や感じる強さの程度は大きく変化が見られます。

主な原因

かぶれの原因とは、皮膚がアレルギー反応を起こしてしまい、赤くなり炎症を起こしてしまいます。これはアレルギー物質が肌に接触する事で起こります。金属にふれている部分が炎症を起こしまうのもアレルギー反応を起こすからです。人はアレルギー物質が肌に付着するとそれを体の外に出そうとアレルギー物質を攻撃します。すると肌に炎症が起きるのです。

主な検査と診断

かぶれかどうかを判断するには、いくつかの検査方法が考えられますが、検査をするうえで一番難しいと考えられる点は、アレルギー性の皮膚炎と区別するのは困難な場合があるということです。患者の行動を聞き取り、これの原因となるようなものに触れた可能性が高い場合は、それによって推定することができますが、そうでない場合は、パッチテストなどによって、アレルギー性皮膚炎でないことを確かめる必要があります。

主な治療方法

かぶれの治療法は軟膏を塗る方法が一般的です。軟膏は症状が軽い場合は、ドラッグストアで販売している商品で大丈夫ですが、中程度~高度な赤み・痒みであるならば皮膚科に行って適切な薬を処方してもらいます。毎日起床直後と入浴した後の就寝前に、患部に少量を塗って経過観察を行います。アレルギーによる症状の場合は、内服薬が処方される場合がありますのでそれを併用すると良いでしょう。