鞍鼻 アンビ

初診に適した診療科目

鞍鼻はどんな病気?

鞍鼻とは、鼻筋が低くなって落ち込んだ状態ののとをいいます。原因としましては、外傷性のものが大部分となっています。ボクサーには、多く見かけるものです。また、膠原病や免疫の病気によって起こることもあります。怪我によるものならば、単純な陥没なら、簡単な手術ですぐ治せます。複雑なものは、全身麻酔による高度な手術になります。病気が原因の場合には、その病気の治療のほうが先になります。

主な症状

鼻筋が落ち込んで低くなる、これが鞍鼻です。鼻筋が落ち込むだけではなく、鼻筋の上部だけが低くなり鼻の先は上を向いているものや鼻先も一緒に潰れてしまい、鼻の全体が顔にめり込んでしまうものなど人により様々なタイプがあります。また、外傷で起こることが多い病気ですので、まだ世に出ていない症状をこれから発症する人もいるかもしれません。

主な原因

鞍鼻の原因としては、外的要因が一番大きなものだと言われています。病気によるものとしては、性病から引き起こされる場合もあります。また、他の病気の初期症状として起こる場合もごくまれにあるようです。外的要因としては、殴られたりぶつけたり、といったことによるものが多いため、ボクサーなどの職業の人に起こりやすいと言えるでしょう。

主な検査と診断

鞍鼻の検査方法ついては、基本的に外見で判断することができます。外傷を負ったことなく、鼻中隔も壊れて穴が空いている場合は鼻の組織検査、内科的にも検査する必要がでてきます。CTの撮影やX線写真などで検査することでより正確な形を知ることができます。場合によっては腫瘍の疑いも出てくるのでその時は、専門医による検査にうつります。

主な治療方法

鞍鼻の治療法として、いまは医療というよりはむしろ美容形成外科の方法ですが、シリコンを用いる方法が主流となっています。基本的には外科による施術がどうしても必要になり、しかもそれを恒常的にするためには、鼻筋にシリコンを入れなくてはいけないのです。しかしこれをやればかなり改善できるので、効果が恒常的に続くのならばコストパフォーマンスは最高であると言えるでしょう。