クッシング症候群クッシングショウコウグン

クッシング症候群はどんな病気?
クッシング症候群とは、副腎皮質で作られているコルチゾールという副腎皮質ホルモンが増えてしまうことによって引き起こされる病気です。また、糖尿病などの原因となる病気としても知られています。この病気の原因としては脳の下垂体に腫瘍や副腎皮質の腫瘍が考えられています。治療法としては、原因となっている腫瘍を取り除くことが行われていますが、完全に腫瘍を取り除けない場合には放射線療法が行われることになります。


クッシング症候群の症状
クッシング症候群の症状で最も特徴的なのが、手足が細くなっても腹部が肥大し、顔が浮腫み、赤ら顔になるということです。皮膚が柔らかくなり、あざなどができやすくなり、腹部や大腿部に赤紫の亀裂が見られることもあります。男性は性欲減退、女性は月経異常がみられ、高血圧症や糖尿病を合併することもあります。また、顔にニキビもできやすいです。

クッシング症候群の原因
3系統のホルモンから構成されている副腎皮質は過剰なホルモン(コルチゾール)分泌を起こしてしまうことでクッシング症候群と呼ばれる病気を発症してしまうことがあります。副腎皮質にできる腫瘍は皮質全体を刺激するのでホルモンバランスを崩してしまい、過剰分泌を起こしてしまうことが原因とされています。治療は腫瘍の摘出をすることで数ヶ月程度でほぼ完治します。

クッシング症候群の検査と診断
クッシング症候群の検査方法のひとつにデキサメタゾン抑制試験があります。デキサメタゾンは強力なグルココルチコイド活性をもつ合成ステロイドですが、血中のコルチゾールとしては測定されません。この試験では、寝る前にデキサメタゾンを経口投与し、翌朝の空腹安静時に血中コルチゾールを測定します。正常ならば負のフィードバックでコルチゾールの値は低くなるはずですが、下垂体や副腎に異常がある場合は高値を示します。

クッシング症候群の治療方法
クッシング症候群の治療法とは原因となっている下垂体腫瘍、あるいは副腎腫瘍を手術で切除することです。正常な副腎は小さくなって休んでしまっているため、手術の後は副腎皮質ホルモン薬を補給する必要があります。この副腎皮質ホルモンの補給は、正常な副腎の働きが回復するまで数週間から数ヶ月にわたって続けられます。下垂体に対して放射療法を用いることもあります。

クッシング症候群の初診に適した診療科目

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