心筋炎

初診に適した診療科目

心筋炎はどんな病気?

心筋炎とは、心臓を構成する心筋に炎症がおこる病気です。この病気は主にウイルスが原因となり、そのウイルスはクサッキーウイルス、エコーウイルス、アデノウイルスなどが挙げられます。症状は発熱や筋肉痛など風邪のような症状が後、胸痛、動悸、息切れ不整脈などが現れます。ウイルスが原因となった場合の治療法はまだ確立していませんが、酸素吸入と栄養摂取により治癒しますが、10~20年スパンの経過観察が必要です。

主な症状

心筋炎の症状は、熱が出たり、体がだるくなるなど風邪のときとよく似ています。それ以外に、脈が早かったり、遅かったりする、熱が上がったり下がったりする、食欲がなくなる、息切れや動悸がある、仰向けになると苦しいが、体を起こすと楽になるといったものがあります。また、何もしていないのに足がむくんだり、手足が冷たくなったりすることもあります。

主な原因

みなさんは心筋炎という病気を御存知ですか。小児や大人はもちろん犬も感染する病気です。原因はエコーウイルス、アデノウイルス、インフルエンザウイルス、コクサッキーウイルスなどがあげられます。これらのウイルスにより心筋が炎症性が変化を起こし発熱、頻脈、呼吸困難を引き起こします。みなさんも病気にかからないように対策をしましょう。

主な検査と診断

「心筋炎」は症状の経過を検討した上で検査が行われます。主な検査方法としては、血液検査・心電図・胸部X線撮影・心臓超音波検査などです。ウイルス性の場合には、ウイルスを証明しなければいけませんが、病原ウイルスの鑑定は難しく、重症の場合、心臓カテーテルで米粒の半分くらいの心筋組織を採取し病変を調べる心筋生検を行う場合があります。

主な治療方法

心筋炎の治療法は、原因となっているウイルスに対して、それを滅するための抗ウイルス薬を投与するという方法が利用されています。おウイルスはそれぞれに種類があって、いろいろなウイルスが原因として病気を起こしていますので、まずはそれらのウイルスの特定を行い、そして特定したウイルスに合わせた抗ウイルス薬を投与しなくてはいけないのです。