陰嚢被角血管腫インオウヒカクケッカンシュ

陰嚢被角血管腫はどんな病気?
陰嚢被角血管腫(いんのうひかくけっかんしゅ)とは、被角血管腫(表面に過剰な角化を伴う血管腫(丘疹)の一種)のうちの一つで、陰嚢にできる2~30mmほどの暗赤色の良性腫瘍のことをいいます。男性に多くみられる病気で特に老人のほうが多くこの病気がみられます。通常ですと治療の必要性はありませんが、気になるものや機能的に邪魔になるものは切除等の方法がありますがあまり良い方法ではありません。

陰嚢被角血管腫の症状
陰嚢被角血管腫では、陰嚢の裏側にあたる部分に血豆のような腫瘍が複数できます。この血豆状のものは1ミリから数ミリの大きさで、毛細血管に沿ってできるのが症状の特徴です。またこの腫瘍は硬さもいろいろで、少し触っただけで形が変わるものもあれば硬くて押せないものもあります。年齢的には高齢者に多く見られますが、30代40代の男性にも発症し、個人差があります。

陰嚢被角血管腫の原因
陰嚢被角血管腫は、その病気の発生において個人差が非常に大きいものとされ、幼児期の紫外線を含む日光といった光の浴び方に大きく起因するものとされていますが、多くの場合は、遺伝子レベルで既に組み込まれているものだとされています。この病気は、上述したように幼児期の光の浴び方・遺伝子レベルで引き起こされるものですが、最も主要な原因は、この病気が30歳以降に増加することから加齢によるものとされています。

陰嚢被角血管腫の検査と診断
陰嚢被角血管腫の検査方法としましては、特に臨床像からは、単発性被角血管腫の場合ですと、悪性黒色腫との鑑別がもっとも重要となってきます。表層部は良性・あくせく共々同じ組織像ですので、皮膚内の色素分布を詳細に観察出来る特殊な拡大鏡を使用した検査のダーモスコープを使うことで、患部の中の球状に拡張した血管が確認出来るはずです。

陰嚢被角血管腫の治療方法
陰嚢被角血管腫は良性腫瘍ですので、特に治療をする必要はありませんが、どうしても気になったり、性交の際に邪魔になるような時には、局所麻酔を行ったうえで腫瘍を切除したり、電気で焼いて凝固させたりする治療法を行います。この治療によって腫瘍を取り除く場合には、健康保険が使えますので、外来も入院も健康保険を適用することができます。

陰嚢被角血管腫の初診に適した診療科目

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