自己免疫性溶血性貧血ジコメンエキセイヨウケツセイヒンケツ

自己免疫性溶血性貧血はどんな病気?
自己免疫性溶血性貧血とは自己抗体により赤血球が破壊されることによる貧血です。第一選択薬としては免疫を抑えるために副腎皮質ステロイドが用いられて効果もよくみられますが、過量投与や長期連用で副作用も起きやすくなります。又その他にも免疫抑制剤の投与もされます。薬物療法以外には脾臓を摘出手術が行われることもあります。これは赤血球の多くが脾臓で破壊されるためです。


自己免疫性溶血性貧血の症状
自己免疫性溶血性貧血の症状としては動悸・息切れ・疲れやすさなどの典型的な貧血だけでなく、加えて黄疸がみられることがこの病気の特徴です。そして溶血が慢性化してくると、胆嚢にビリビンがたまるため、結石ができやすくなります。 伝染性紅斑通称りんご病の原因ウイルスであるパルボウイルスB19がこのの患者に感染すると、急速に貧血が進行することがあります。

自己免疫性溶血性貧血の原因
自己免疫性溶血性貧血の原因は、自己抗体による赤血球の破壊によるものです。血液中に、赤血球に結合しやすい自己抗体が出来てしまい、その自己抗体によって自身の赤血球を必要以上に破壊されることになります。その結果として貧血の病状が起こります。体温近くで活性化する温式の自己抗体や、低い温度で活性化する冷式の自己抗体が存在しています。

自己免疫性溶血性貧血の検査と診断
自己免疫性溶血性貧血は血液の病気であるため、やはり血液検査が一番重要な検査方法になります。この血液検査によって、貧血であると同時に間接ビリルビンやLDHと呼ばれる乳酸脱水素酵素の数値上昇が認められた場合に溶血性貧血であると考えられます。また、赤血球の自己抗体を検査するクームス検査の結果が陽性であると自己免疫性の溶血だと判断されます。

自己免疫性溶血性貧血の治療方法
自己免疫性溶血性貧血の治療法は、副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制剤の投与などがあります。まず、副腎皮質ステロイド薬による治療を行うことによって、病状の改善を待ちます。副腎皮質ステロイド薬の投薬には副作用などの監視が必要です。またこの治療で効果が見られない場合には、さらに免疫抑制剤の投薬や脾臓の摘出によって治療を行います。

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