喉頭蓋炎 コウトウガイエン

初診に適した診療科目

喉頭蓋炎はどんな病気?

喉頭には、気管に飲食物が入り込まないようにするための喉頭蓋と呼ばれる蓋がついています。喉頭蓋炎とは、この喉頭蓋と呼ばれる部分に細菌が感染することで腫れてしまう病気のことです。喉の痛みや発熱などの風邪に似た症状が見られるのが特徴です。しかし、急激に呼吸困難に陥るなど生命の危険が高く、早急な治療が求められます。主に抗生物質の投与が行われますが、症状が重い場合には気管切開などの呼吸確保が行われます。

主な症状

喉頭蓋炎は、これが急性の場合には口をあけて喉を観察しても、あまり特徴的な変化は見受けられない場合が多いですが、症状としては一般的ないわゆる風邪と同様な現象が観察されることが多いようです。例えば、発熱やのどの痛みなどがその典型的なものということができます。これが進行すると時には呼吸困難などを伴うこともあるといわれています。

主な原因

喉頭蓋炎とは気道の一部の声門と言うところがありそのすぐ上に位置する喉頭蓋という部分が急激にはれて気道を塞がれることです。はれがひどいと窒息することがある病気です。原因としては細菌感染でその中でもほとんどを占めるのがB型インフルエンザです。検査はきちんと医師に見せにいくと喉頭をみる機械があるのでそれで検査してもらいます。治療方法は軽傷以外は入院することになります。

主な検査と診断

喉頭蓋炎を発症しているかどうか確認するための検査方法ですが、基本的には喉頭の中でも喉頭蓋と呼ばれる部分を直接目で見て判断することになります。上気道感染症の患者を診察するときのように、患者に口を開けてもらい、ライトを照らして口腔から上気道全体を見渡し、該当する部分に腫れや炎症などが生じていないかどうかを目視により確認します。

主な治療方法

喉頭蓋炎の治療法は呼吸困難が現れていない場合は、細菌感染に対しての抗生剤の投与と喉頭蓋の腫れを軽くするためのステロイドホルモンの点滴を行います。そして呼吸困難が悪化しないか注意深く観察しながら治療をつづけます。呼吸困難が酷い場合は、気管支挿管や気管切開術を施術し緊急気道確保の処置を迅速に行います。そして気道を確保し窒息の危険がなければ抗生剤の投与によって治療します。