血液型不適合妊娠ケツエキガタフテキゴウシュッサン

血液型不適合妊娠はどんな病気?
血液型不適合妊娠とは、母親と胎児の血液型が異なり、なんらかの影響で母体に胎児の血液が流れ込み抗体が出来る状態のことを言います。通常であれば母体に胎児の血液が流れることはありませんが、出産時や流産時などで母体に傷がつくことで引き起こされることがあります。Rh-型の母親がRh+の胎児を妊娠していた場合の影響が最も大きく、抗体が出来てしまうと胎児の赤血球などに影響を与え、治療が必要になります。


血液型不適合妊娠の症状
血液型不適合妊娠の症状は、母親と胎児それぞれの血液型が異なる状況が発生して母親側に胎児が持つ赤血球の抗体が出来てしまうのですが、ABO式血液型不適合やRh式血液型不適合があり、そのどちらの場合でも新生児には重要の黄疸や赤血球の過剰破壊などの重篤な状況を引き起こす事はほとんど見られない事から、特別に何か処置をする事はありません。

血液型不適合妊娠の原因
血液型不適合妊娠の原因としては、胎児の血が母体に入ることが挙げられます。胎児と母体は必ずしも同じ血液型とは限らないため、胎児と母体の血が行き交うことはありません。しかし、胎盤への感染症や流産、出産の際にできた傷などから胎児の血が入ることにより母体の免疫反応が起り、胎児の赤血球に対する抗体をつくり、それが胎児側に入ることにより抗原抗体反応を起こすことが主な理由として挙げられます。

血液型不適合妊娠の検査と診断
血液型不適合妊娠では、主に妊婦の血液型がRH(-)であり、且つ夫がRH(+)であった場合に、間接クームス試験をメインの検査方法として取り入れます。母体血清中に不規則抗体が認められるかを確認し、+では2週間ごとに抗体検査を行い、-では未感作妊婦として管理されます。抗D抗体の抗体価が16倍以上の場合、羊水検査、あるいは血液検査を行って管理方針を決定し、32倍以上では超音波による胎児管理を行います。

血液型不適合妊娠の治療方法
子宮の中にいる胎児に輸血を行なうことで、胎児の健康状態を正常にすることが出来ます。症状が重い血液型不適合妊娠の場合は、胎児を予定よりも早めに出産させて輸血を行なうことで、胎児と母親の体力を回復させる事が出来ます。早めに出産させて輸血を行なう治療法の方が、母体の健康に与える影響が少ないです。他にも赤血球の数を増やす薬を飲む治療方法があります。

血液型不適合妊娠の初診に適した診療科目

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