がに股 ガニマタ

初診に適した診療科目

がに股はどんな病気?

がに股とは、つま先が外側を向いてしまる病気です。骨格によってなってしまう人と、その足のかたちでいる時間が長かったひとが、それがくせになってしまってなってしまう人などがいます。バレエをずっとやっている人などでも、発病してしまうことがあります。治すためには、自分で意識して歩いたり立っていたりすることが有効であるといえます。

主な症状

がに股とは、膝の部分が外側に向き、膝と膝のあいだに大きめの空間ができる状態のことをいいます。症状としては、見た目が一般的ではない形になることであったり、座ったときや歩く時に負担がかかったり、違和感があるといったものなどがあります。軽度なものであれば、日常生活にまったく支障がない場合が多いですが、重度になると動き辛くなったり、座るのが苦になる場合があります。

主な原因

がに股の原因となるのは、外腿の筋肉と内腿の筋肉の発達の違いにあります。外腿の筋肉が内腿の筋肉よりも大きくなっており、その為に足が外側に引っ張られこの症状が怒ります。また、加齢と共に発症することも多く、この場合内側の筋肉が徐々に萎縮し、現状維持している外側の筋肉により同様に引っ張られることで足が外向きに曲がってしまうのです。

主な検査と診断

がに股というと、疾患という認識はないかもしれませんが、O脚とよばれるものには注意が必要です。検査方法は、靴の裏をチェックする、両足首のくるぶし同士をくっつけてみるなど簡単なものからはじめます。隙間ができているとO脚変形が始まっていると言えます。もし痛みがなければ問題ありませんが、痛みがある場合はレントゲン撮影で膝の関節の隙間がせまくなっていないかのチェックができます。

主な治療方法

がに股とは、膝が外側をむいており足が外側に開いて歩いてしまう症状です。この治療法はたくさんあります。整体治療でも矯正ができますし、内側の筋肉を鍛えるように筋トレを行うことも方法の1つです。これは、立っている時や時間が空いてる時に意識的に内腿に力を入れるようにするだけでも効果的です。また、外側が厚く内側が薄いインソールを靴底に敷くだけでも、自然と足の内側に力が入り筋肉がつくと言われています。