棚障害タナショウガイ

棚障害はどんな病気?
膝の痛みの原因のひとつに棚障害といわれているものがあります。膝を曲げ伸ばしをする時に音が鳴ったり、引っ掛かりを感じてしまう症状が特徴です。膝の関節には、関節腔と呼ばれる空間があり、そこには滑膜ヒダという膜があります。膝の皿と太ももの骨の間にあるこの膜は、棚のような形状をしています。この棚が関節部分に挟まったり、炎症を起こしてしまうのがこの病気の原因です。


棚障害の症状
棚障害には膝の痛みや、それに関連する症状として様々な特徴が見られます。いくつか当てはまることがあれば発症している可能性があります。一つ目は、スポーツ時などに、膝の皿の内側に痛みやひっかかている感じがある場合です。二つ目は、膝の屈伸運動をした時や、イスから立ち上がる時に膝に何か挟まるような感じがする場合です。三つ目は、膝の皿のまわりに違和感などがある場合です。

棚障害の原因
棚障害は膝の屈伸と打撲を伴うスポーツ種目によく見られます。例えば、野球、バスケットボール、バレーボール、陸上競技などが挙げられます。また、体質的にタナに厚みがあったり大きかったりする人の場合、膝を酷使した状態で膝を強打したりすると、発症しやすくなります。特に太ももの筋肉が疲労していることが原因で、タナの負担が強くなり発症することが多いです。

棚障害の検査と診断
診断するには、MRI検査の画像診断でタナの状態を見て発症しているかを判断する必要があります。自分で簡単にできる検査方法もあります。膝の皿の内側に親指を当てた状態で膝を曲げたり伸ばしたりします。この時に、コキコキまたはポキポキといった音がすれば棚障害の可能性が大きいです。しかし、本当に発症しているかどうかは病院に行って詳しい検査をする必要があります。

棚障害の治療方法
棚障害が発症した場合の治療法については症状の軽度によって違います。軽症の場合は、運動量を控えたり、運動後にアイシングや炎症を抑えるシップを貼ります。また、太ももの筋肉のストレッチを十分に行うことも効果的です。大抵の場合は、激しい運動を控えて安静にしていれば、2ヶ月程度で治ります。それでも治らない重症の場合は、痛み止めの注射をしたり手術でタナを切除することもあります。

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