急性糸球体腎炎キュウセイシキュウタイジンエン

急性糸球体腎炎はどんな病気?
急性糸球体腎炎は腎臓の糸球体が炎症を起こした状態をいいます。糸球体の機能が低下するために蛋白尿や血尿、尿の量が減少するなどの症状が出ます。A群B溶血性レンサ球菌感染症後に発症する場合がほとんどです。血液中からタンパク質が失われるために顔や瞼のむくみ、手足の浮腫、頭痛、高血圧などの症状が現れます。塩分、水分、カリウムの制限をして安静にしていれば自然に軽快します。


急性糸球体腎炎の症状
急性糸球体腎炎とは、腎臓を構成する糸球体に何らかの感染によって炎症が生じている状態です。扁桃炎や咽頭炎を発症し、いくらかの潜伏期間ののちに、血尿、蛋白尿、高血圧などの症状を呈します。この場合の高血圧とは普段の血圧よりも高いという意味です。また血尿や浮腫を引き起こすこともあります。自然に回復するものなので、合併症などに注意しておけば大丈夫です。

急性糸球体腎炎の原因
急性糸球体腎炎はA群β溶血性連鎖球菌感染症(咽頭炎、扁桃炎といった上気道炎や皮膚化膿症)後、これが原因で発症することが90パーセント以上を占めており、そのほかにまれではあるが、いろいろな細菌、真菌、ウィルスから発症することもある。通常はこれらの抗原が抗体によって殺され、炎症が治るが、ある状況でこの抗原と抗体が結合した免疫複合体と呼ばれる物質が糸球体にくっつくことで糸球体内に炎症が起こることになる。

急性糸球体腎炎の検査と診断
急性糸球体腎炎の検査方法は何点か挙げられます。主な方法として、皮膚検査・尿検査・血液検査・腎機能検査等が行われます。尿検査において蛋白尿・血尿・変形赤血球、血液検査で血清尿素窒素・血清クレアチニン・クリアランス等を調べます。問診においては、発症前にとびひ(幼児のみ)・咽頭炎・扁桃炎等の感染症に罹患していたかも聞きます。

急性糸球体腎炎の治療方法
自然と病状が軽くなるので、特別な治療法はありません。急性糸球体腎炎を発症したら、まずは安静にすることが重要です。そして、保湿をすることです。また、食事療法も大切です。塩分とタンパク質を控え、水分制限をします。1日の水分量は、尿量+800mlとします。利尿薬を用いて尿量を保ちますが、反応が悪い場合は血液透析をすることもあります。

急性糸球体腎炎の初診に適した診療科目

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