菌状息肉症キンジョウソクニクショウ

菌状息肉症はどんな病気?
菌状息肉症とは、皮膚に発生する悪性リンパ腫です。発症する年齢は、20代から中高齢者にわたります。初期の段階では、赤い斑点が発生します。斑点の大きさは人により異なります。痛みはなく、診断が難しいため、別の皮膚病として治療される場合もあります。症状が進行すると、皮膚か固くなり、出血や潰瘍が見られるようになります。さらに進行すると、がんが内臓にまで浸潤して、治療が困難になります。


菌状息肉症の症状
菌状息肉症(きんじょうそくにくしょう)の症状は、初期段階は全身に紅斑と呼ばれる皮膚の発疹が出来ます。この紅斑の形は様々で診察でも皮膚病と誤診されることが多いです。進行すると「扁平浸潤期」と言われ、紅斑が厚みを帯びて固くなります。さらに進行すると「腫瘤期」と言われ、紅斑のある部分が盛り上がってしこりのようなものになり、出血したりします。最終的に「内臓浸潤期」と言われ、癌細胞が内臓にまで広がります。

菌状息肉症の原因
菌状息肉症が引き起こされる原因についてこれから説明していきます。結論からいうと、この病気がどのようにして発生するのかということはまだ詳しく解明されていません。この病気は、Tリンパ球細胞が悪性化し、悪性リンパ腫に転化して皮膚を侵すことによって引き起こされるということまでは医学的に解明されています。しかし、なぜTリンパ球細胞が悪性リンパ腫に転化してしまうのかは解明されてはいないのです。

菌状息肉症の検査と診断
菌状息肉症の検査方法について説明します。まず、臨床像から、皮膚悪性リンパ腫の可能性がある場合は、血液検査または、皮膚生検を実施します。そこから、さらに詳しい検査をします。フローサイトメトリーによる細胞のマーカー検索と呼ばれる検査、抗体検査、サザンブロット法による遺伝子検査、骨髄穿刺などをおこなって、病型などを診断していきます。

菌状息肉症の治療方法
菌状息肉症とは皮膚にできる悪性リンパ腫の代表的な病気です。治療法はステロイド軟こうなどを塗ったり、紫外線を用いた光線療法、インターフェロンという薬の注射や放射線療法などを行います。病気がかなり進行していると、この方法で進行を治したり進行をとめることはできないため、抗がん剤による化学療法や放射線療法を行う必要があります。

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